■ルーフを延長して後部デザインを新設計、カーボンファイバーのサイドスカートなど装備
日産は2021年8月、世界的人気を誇る2ドアスポーツクーペ、「Z」新型(フェアレディZ後継)を発表しましたが、その派生ワゴンとなる「シューティングブレーク」を大予想しました。
初代フェアレディZは、1969年に登場、以降6世代に渡り日本のスポーツカー市場を牽引して来たモデルです。2021年には、13年ぶりのフルモデルチェンジが執行され話題を集めています。
予想CGで協力してくれたのはデザイナーのSugardesing社です。
予想デザインでは、フロントマスクや2ドアスタイルはそのままに、ルーフを延長して後部デザインを新設計、ほどよい丸みをもたせたルーフラインが特徴です。
サイドスカートやルーフの一部にカーボンファイバーを採用しボディをローダウン、さらに足回りには19インチ大径ホイール、大型ブレーキ、ブルーブレーキキャリパーを装備するなど、ワゴンとしてはかなり攻めたエクステリアです。
後部から見ると、ラウンドしたリアウィンドウ、ルーフスポイラー、バンパー、デュアルエキゾーストシステムが一体感のあるデザインでまとまっており、実際に設計されたモデルような仕上がりといっていいいでしょう。
パワートレインは、新開発の「VR30DDTT」型 3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを「Z」から流用、最高出力405ps・最大トルク475Nmを発揮、市販化されれば6速MTにも期待したいところです。
国産車ではパフォーマンス指向のワゴンモデルはめずらしいため、是非実現してほしいモデルといえそうです。