いまだに納期1年待ちもある!? スズキ・ジムニー/ジムニーシエラが一部改良を敢行

■「スズキ・セーフティ・サポート」非装着車にもオートライトシステムを標準化

国産車としては長い納期となっている現行スズキジムニー。どうしても乗りたいのであれば、中古車という選択肢もありそうですが、物件によってはプレミアといえる価格をぶら下げているケースもあるようです。

いずれにしても新車だと今でも9か月から1年近くは待たされそうです。

ジムニー
一部改良を受けたスズキ・ジムニー

スズキは、軽のジムニー、登録車のジムニーシエラを一部改良し、10月20日から発売すると発表しました。

今回の一部改良では「スズキ・セーフティ・サポート」非装着車にもオートライトシステムが搭載され、オートライトの義務化という法規に対応されたほか、4AT車に停車時アイドリングストップシステム(2WD走行時にのみ作動)が追加されました。

また、ジムニーにスペアタイヤロアカバーが追加されています。

スズキ ジムニーシエラ
ジムニー シエラのエクステリア

ジムニー、ジムニーシエラの両モデル共に、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当します。

なお、日本国内の販売目標台数は、2018年7月の発表時と変わらず、ジムニーが年間1万5000台、ジムニーシエラが年間1200台としています(輸出を除く)。

価格帯は、ジムニーが148万5000円〜190万3000円。シエラが179万3000円〜208万4500円。

スズキ・ジムニー
ジムニーにスペアタイヤロアカバーを追加

なお、「スズキ・セーフティ・サポート」のオプション価格は、4万2900円。同先進安全装備は、デュアルセンサーブレーキサポート、誤発進抑制機能(4AT車)、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、ハイビームアシスト、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能(車両進入禁止、はみ出し通行禁止、最高速度)が備わりますので、ぜひ装着したいところです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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