ホンダから冒険者たちへ、新グレード「トレイルスポーツ」設定を予告!

■トルクベクタリング全輪駆動システムを標準装備、追加の最低地上高も提供

ホンダは、頑丈なスタイリングと改善されたオフロード機能を提供するとみられる新ブランド「TrailSport」(トレイススポーツ)のティザーイメージをリリースしました。

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ホンダ トレイルスポーツ ティザーイメージ

公開された画像には、荒野を走るプロトタイプ、山をイメージさせるイラストとオレンジカラーのロゴ、AWDのバッジ、大径エキゾーストパイプ、金属製のスキッドプレートなどが見てとれ、先日発表されたスバルのオフロードブランド「ウィルダネス」を意識している様子が伺えます。

ホンダは、「頑丈なフロントとリアのスタイリング、耐久性のあるクラッディングが期待できる」と語っています。

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ホンダ トレイルスポーツ ティザーイメージ

トレイルスポーツバリエーションでは、同社のトルクベクタリング全輪駆動システムを標準装備、追加の最低地上高を提供する独自のサスペンションにより、顧客はオフロード能力の向上を体感できるといいます。また分厚いタイヤ、足回りのガード、「拡張された全輪駆動システム機能」もあることがわかっています。

キャビン内では、スバル「ウィルダネス」のようにステアリングホイール、ギアシフター、シートなどにオレンジカラーがあしらわれる可能性もありそうです。

新ブランドの正式発表は2021年後半で、「ブランドの小型トラックラインナップ」と伝えられることから「パスポート」と「リッジライン」が予想されます。

米国ホンダのDave Gardner氏は「TrailSportは我々の険しい方向への次の章を表現しており、冒険を求めるバイヤーにアピールする小型トラックに、独自のスタイリングをもたらします」と話しています。

現段階で日本発売されるSUVラインナップへの追加は不明ですが、期待は高まります。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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