マツダ・スクラムトラックが一部改良で「ぬかるみ脱出アシスト」や「ヒルホールドコントロール」を装備

■安全性を高める装備を追加

マツダ・スクラムトラック
マツダ・スクラムトラックのエクステリア

スズキからOEM供給を受けているマツダ・スクラムトラックが、2021年8月19日、一部改良を受けました。

主な変更点は、運転支援機能の拡充、エクステリアデザインのリフレッシュとなっています。

「ぬかるみ脱出アシスト」の追加により、ぬかるみなどで駆動輪のどちらかが空回りした場合に、空回りする方にブレーキをかけるサポートをすることで、もう一方に駆動力を伝達し、脱出しやすくなります(「KC エアコンパワステ」の5MT、3AT車、「KX」の3AT車)。

さらに、「KC エアコンパワステ」の3AT車、「KX」の5MT車に「ヒルホールドコントロール」が追加されています。

坂道発進時に、クルマが後ろに下がらないようサポート。ブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える瞬間、一時的に後退軽減ブレーキが作動する機能で、最長約2秒間作動します。同機能により、坂道でも落ち着いて発進することができます。

走りの面では、強化リヤサスペンションが「KC エアコンパワステ農繁」に追加設定され、重量物を積載した際のボディの沈み込みを抑制。積載時でも安定した走りが可能になります。
また、エクステリアでは、フロントメッキガーニッシュが全グレードで標準装備されています。

マツダ・スクラムトラック
マツダ・スクラムトラックのリヤビュー。写真は、2017年11月の一部改良後モデル

マツダ・スクラムトラックの価格帯は、88万2200円~130万4600円。

なお、「KX」と「KC エアコンパワステ」のセーフティパッケージ装着車は、経済産業省や国土交通省が普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「衝突被害軽減ブレーキ(AEBS2)認定車」に該当します。

塚田勝弘

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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