起亜「ニロ」次期型はフルデジタルデュアルスクリーン採用へ!

■2019年に公開された「HabaNiro」コンセプトからデザイン継承

起亜のコンパクトモデル「ニロ」次期型の最新プロトタイプをカメラが捉えるととともに、その車内をカメラが激写しました。

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起亜 ニロ 次期型プロトタイプ コックピット

捉えたプロトタイプは、数ヵ月前と変わらず厳重にカモフラージュされています。

市販型デザインは、2019年に公開された「HabaNiro」コンセプトから継承されると思われますが、バタフライドアや多数のアクセントを持たないため、ショーモデルほど派手さはないと思われます。

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起亜 ニロ 次期型プロトタイプ

このプロトタイプでは、リアバンパーの下には排気システムが見えるので、燃焼エンジンを持っていると思われます。注目は初めて捉えた内部で、完全に新設計されたダッシュボードには、フルデジタル化されたデュアディスプレイが組み込まれています。

インフォテイメントのタッチスクリーンが少し低い位置に配置されていますが、今後「EV 6」のようにフラットに修正される可能性があるかもしれません。

その下では、ベントとコントロールのレイアウトがタッチセンシティブと両側のダイヤルのペアと組み合わせているように見えます。さらにセンターコンソールはEV 6と形状が異なるように見えますが、ボタンレイアウトとギアセレクタとして機能する大きなセンターダイヤルはエレクトリック起亜を彷彿させます。

パワートレインはすべて電動化される予定で、PHEVモデルには、77.4kWhのバッテリーパックと最高出力324ps、最大トルク605Nmを発揮するデュアルモーター四輪駆動パワートレインを検討している可能性があるといいます。

同社では、最新の「Soul EV」を米国市場に導入することを回避、ニロをグローバルモデルとして成長させるようで、ワールドプレミアは最速で2021年内と予想されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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