■フルHDの4倍を誇る高解像度を実現
コムテック、JVCケンウッドと共にドライブレコーダー3強の一角を担うユピテルから、フロントの4K記録が可能な前後2カメラドライブレコーダー「Y-4K」「ZR-4K」が2021年8月2日に発売されました。前者はカー用品量販店モデル、後者は自動車ディーラー専売モデルです。価格は両モデル共にオープン。
「Y-4K」「ZR-4K」は、フロントの4K記録に対応する前後2カメラドライブレコーダー。4Kのフロントカメラは新設計で、最大820万画素の4K記録(ULTRA HD)に対応しています。FULL HDの4倍を誇る高解像度により、前方の状況や車両ナンバーといった細部まではっきりと記録。
フロントカメラは、最大820万画素の4K記録(ULTRA HD、3840×2160)が可能で、従来のドライブレコーダーをはるかに超える超高解像度記録。前方車両のナンバープレートや看板など、識別性が求められる対象物や多様な状況下で圧倒的な記録能力を実現するそう。また、ドライブスポットなどの風景撮影でも色域広く、ダイナミックで階調豊かな映像美を堪能できます。
記録環境や再生環境に合わせて、QUAD HD(2560×1440)やFULL HD(1920×1080)での記録にも対応。
一方のリヤカメラは、200万画素のフルHD記録に対応し、夜間でもしっかり撮影できる超高感度センサーの「STARVIS」が搭載されています。プライバシーガラスやスモークフィルムにも対応し、日中はもちろん、灯りの少ない夜道でも鮮明に記録するそう。後方からの車両接近、歩行者などの存在も撮り逃しません。
ほかにも、日中の逆光下や明暗差が大きいトンネルの出入り口、また夜間の撮影時に生じる黒つぶれや白とびを抑え、より明瞭な映像を記録するHDR機能も用意。さらにフロント4K記録による美麗な映像を映し出す2.4インチのフルカラー液晶モニターが搭載されています。
5つの操作ボタンがモニター下に配置され、運転席からでも直感的に操作が可能。また、特許出願中のSDカードフォーマット回数低減もトピックスです。
こちらは、SDカードの断片化が起きにくい独自のファイルシステムにより、面倒な定期フォーマットの必要頻度を大幅に減らすことができます。
付属SDカードは、繰り返しの上書き記録に強い、高耐久MLC方式の大容量32GB microSDカードを採用。さらに、4K記録の高精細映像を十分に収録できるように、最大128GBまでのmicroSDカードにも対応しています。
(塚田 勝弘)