「MICHELIN PILOT SPORT EV」は、スポーツEV、スポーツハイブリッドの走りと効率性を最大限に引き出す

■フォーミュラEのレース用タイヤ技術由来の新開発コンパウンドを採用

ミシュランの「PILOT SPORT(パイロットスポーツ)」シリーズには、ハイスペックタイヤの「4S」をはじめ、SUVからハッチバックまでに向く「スーパースポーツ」、ハイグリップタイヤの「スポーツ4」などがあります。

このほど同シリーズに、スポーツEVやスポーツハイブリッド車に向く「MICHELIN PILOT SPORT EV(ミシュラン・パイロットスポーツ・イーブイ)」が新たに追加され、2021年9月から順次発売されます。

ミシュラン・パイロットスポーツ・イーブイ
スポーツEVやスポーツハイブリッド車に向く「MICHELIN PILOT SPORT EV」が新登場

発売サイズは、19インチから21インチまでの計5サイズで、価格はオープン。多様な電動車両が登場する中、純ガソリンエンジンモデルのスポーツカーを超えるEVやハイブリッドモデルが次々に投入されています。

ミシュラン・パイロットスポーツ・イーブイ
「MICHELIN PILOT SPORT EV」のトレッド

「ミシュラン・パイロットスポーツ・イーブイ」は、スポーツカーの走りや安全性などを損なずに、電動車両ならではの性能に適合電動化されたスポーツカーは、一般的な電動車よりもバッテリーの搭載量が大きくなり、ハイパワーで消費電力が大きくなります。

同タイヤは、「パイロットスポーツ」を名乗るスポーツタイヤでありながら、転がり抵抗を抑制。効率的に搭載車の出力を路面へ的確に伝え、本来のパフォーマンスを最大化させながら、環境負荷の低減にも貢献するそう。電動車両ならではのトルクフルなモーターに対応し、国際レースシリーズのフォーミュラEで培われた技術が応用されています。

新設計コンパウンドと内部構造を最適化、重量化された車両でのスポーツ走行時でも安定したグリップを確保。また、偏摩耗や早期摩耗を抑制し、安全性と経済性、原材料使用量の低減を可能にしています。

さらに、モーター走行時の車内騒音にも配慮し、タイヤ内側に消音部材を採用することで、快適性も確保されています。具体的には、「エレクトリックグリップコンパウンド」と呼ぶコンパウンドが採用されています。

トレッドセンター部に、フォーミュラEのレース用タイヤ技術由来の新開発コンパウンドを用意。高いグリップ力を発揮することで、パワーを確実に路面に伝えることができます。さらに、ショルダー部には、エネルギーロスの少ないコンパウンドがショルダー部に配置され、転がり抵抗を低減。

また、スチールベルトに、強度と軽さを併せ持つ新素材が採用され、耐久性を犠牲にすることなく内部構造の薄型化を実現。これにより、転がり抵抗の低減に寄与します。

ほかにも、「アコースティックテクノロジー」と呼ぶ技術が投入されています。タイヤの内側に貼り付けられた、専用設計の特殊フォームが、路面の変化や凸凹、道路のつなぎ目を乗り越える際に発生するノイズ(空洞共鳴音)に作用。ドライバーと同乗者に快適な車内環境を実現するとともに、ノイズが減少することで長距離移動の疲労軽減にも貢献します。

ミシュラン・パイロットスポーツ・イーブイ
フォーミュラEのレース用タイヤの斬新なサイドウォールデザインを「フルリングプレミアムタッチ」で再現

「マックスタッチコンストラクション」と呼ばれる内部構造の適正化により、トレッド面の均一な接地圧分布を実現。加速時やブレーキング時、コーナリング時などでも接地面が安定し、偏摩耗の抑制を達成します。なお、サイドには、フォーミュラEのレース用タイヤの斬新なサイドウォールデザインが「フルリングプレミアムタッチ」で再現されています。

発売サイズは、「255/45R19 104W XL Acoustic」「235/45R20 100V XL Acoustic」「255/40R20 101V XL Acoustic」「255/35R21 98W XL Acoustic」「275/35R21 103W XL Acoustic」となっています。

ミシュラン
フォーミュラEのレース用タイヤのイメージ

塚田勝弘