開発車両の車高がさらに高くなった! ポルシェ911サファリ、市販型プロトタイプをキャッチ

■頑丈なホイールアーチとリフトアップされたボディ。「911 4S」がベースか?

ポルシェが開発を進めているオールラウンダー「911サファリ」市販型の最新プロトタイプがニュルブルクリンクに再出現しました。

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ポルシェ 911サファリ 市販型プロトタイプ

同ブランド伝説のラリー仕様「サファリ」を彷彿させるハイライディング911はこれまで何度か登場していますが、最後に発表されたのは、2012年のコンセプトカー「911ビジョンサファリ」です。

頑丈なホイールアーチとリフトアップされたボディ、ルーフにはライトバー、分厚いバンパーを装備し、インテリアは必要最低限に絞られ、ロールケージとバケットシートが備えられていました。

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ポルシェ 911サファリ 市販型プロトタイプ

2020年10月にニュルで捉えたプロトタイプは、911よりサスペンションが若干高くなり、ホイールアーチに発泡スチロールを付けていました。

しかし、今回目撃したプロトタイプでは、フロント&リアフェンダーにホイールアーチを固定、より整備されているう様子が伺えます。

またサスペンションはより高くなっているほか、フロントバンパー下部のコンポーネントが異なっていいるように見えます。おそらく、より高い最低地上高を可能にするための措置である可能性がありそうです。

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ポルシェ 911サファリ 市販型プロトタイプ

市販型では全輪駆動となるため「911 4S」がベースとなると予想されます。

パワートレインにハイブリッドも噂される911サファリのワールドプレミアは、2022年初頭に期待できそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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