レンジローバー スポーツ次期型は、次期レンジローバーよりアグレッシブなデザインを採用か?

■コンパクトなボディに鋭い角度のバックウィンドウ装備

ランドローバーは現在、高級クロスオーバーSUVの代名詞「レンジローバー」次世代型の開発に取り組んでいますが、その派生モデルとなる「レンジローバー スポーツ」次世代型プロトタイプをカメラが捉えました。

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ランドローバー レンジローバー スポーツ 次期型プロトタイプ

レンジローバー スポーツは、2004年のデトロイトモーターショーで「レンジストーマー」として初公開、翌2005年に初代が発売されました。

現行型となる第2世代は2013年から発売されており、これが9年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

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ランドローバー レンジローバー スポーツ 次期型プロトタイプ

捉えたプロトタイプは、ホイールベースは現行型に近いようですが、オーバーハングが少々切り詰められている様子が伺え、通常のレンジローバーに比べボディがコンパクトなことがわかります。

フロントエンドでは、レンジローバーの台形ではなく長方形の形状が見てとれるほか、ほかのモデルよりスリムなヘッドライトも確認できます。

カモフラージュのためディテールは不明ですが、より大型のセンターエアインテークと、より高いフードが採用されている可能性もありそうです。

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ランドローバー レンジローバー スポーツ 次期型プロトタイプ

ハイライトはリアエンドで、大型のリアスポイラーを装着、より鋭い角度を持つバックウィンドウなど、レンジローバー次世代型よりアグレッシブなデザインがインパクトを与えています。

市販型では、「MLA」(Modular Longitudinal Architecture)プラットフォームを採用、今年後半に通常のレンジローバー次世代型でデビューし、48Vマイルドハイブリッド、プラグインハイブリッド、そしてフルエレクトリックドライブトレインに対応可能となります。

JLRは、フルエレクトリックユニットに関して、BMWと協力することを公式に発表していますが、これにより燃焼エンジンもBMWから供給される可能性が高く、BMW製V型8気筒エンジン搭載も噂されています。

レンジローバー スポーツ次世代型のデビューは、2022年内と予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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