日産が次世代EVクロスオーバーを予告、リーフにとってかわるの可能性も!?

■アリアと「CMF-EV」プラットフォームを共有、スポーツカーのようなルーフデザイン

日産は、次世代エレクトリック・クロスオーバーを開発していることを発表、ティザーイメージを初公開しました。

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日産 アリア

公開されたイメージは、スポーツカーのように流麗なルーフラインと巨大な空力ホイールを備えていることがわかります。またドアハンドルとサイドミラー/カメラがないため量産モデルではなく、コンセプトカーを示している可能性もありそうです。

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日産 アリア

日産は「GT-R」を除くほとんどのモデルを刷新、全く新しいEVモデルを投入し、ラインアップ拡大を図るようです。

まだ車名も確定していませんが、10億ポンド(約1500億円)の投資のうち、4億2,300万ポンド(約640億円)を「日産EV36Zero」と名付けたEVハブと呼んでいるものに有効活用されます。

新型EVクロスオーバーはイギリスのサンダーランド工場で生産され、「アリア」や今後登場するルノー「メガーヌ クロスオーバー」などと「CMF-EV」プラットフォームを共有する予定です。組み立て工場では、まだ名もないゼロエミッションクロスオーバーの年間生産能力を10万台にアップグレードし、ほかのサンダーランド製モデル(ジューク、キャシュカイ、リーフ)と同じユーロ市場に輸出されます。

日産は昨年、より大型の電気SUVを発表することを示唆しましたが、「CMF-EVアーキテクチャ」は中小型車向けにも設計されており、市販型ボディサイズは「ジューク」に近く、近い将来リーフにとってかわるのか注目されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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