■アリアと「CMF-EV」プラットフォームを共有、スポーツカーのようなルーフデザイン
日産は、次世代エレクトリック・クロスオーバーを開発していることを発表、ティザーイメージを初公開しました。
公開されたイメージは、スポーツカーのように流麗なルーフラインと巨大な空力ホイールを備えていることがわかります。またドアハンドルとサイドミラー/カメラがないため量産モデルではなく、コンセプトカーを示している可能性もありそうです。
日産は「GT-R」を除くほとんどのモデルを刷新、全く新しいEVモデルを投入し、ラインアップ拡大を図るようです。
まだ車名も確定していませんが、10億ポンド(約1500億円)の投資のうち、4億2,300万ポンド(約640億円)を「日産EV36Zero」と名付けたEVハブと呼んでいるものに有効活用されます。
新型EVクロスオーバーはイギリスのサンダーランド工場で生産され、「アリア」や今後登場するルノー「メガーヌ クロスオーバー」などと「CMF-EV」プラットフォームを共有する予定です。組み立て工場では、まだ名もないゼロエミッションクロスオーバーの年間生産能力を10万台にアップグレードし、ほかのサンダーランド製モデル(ジューク、キャシュカイ、リーフ)と同じユーロ市場に輸出されます。
日産は昨年、より大型の電気SUVを発表することを示唆しましたが、「CMF-EVアーキテクチャ」は中小型車向けにも設計されており、市販型ボディサイズは「ジューク」に近く、近い将来リーフにとってかわるのか注目されます。