「地球上で最もエキサイティング」な10億円のブガッティ「チェントディエチ」がニュルで高速テスト!

■ドライバーはニュルの伝説を作った男! 最高速度は380km/h

ブガッティが開発中の新型ハイパーカー「チェントディエチ」市販型プロトタイプがニュルブルクリンクの高速テストに姿を見せました。

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ブガッティ チェントディエチ 市販型プラットフォーム

イタリア語で「110」を意味するチェントディエチは、1991年世界に大きなインパクトを与えた「EB110」へ敬意を表し、同社の創業110周年記念モデルとして誕生しました。

基本的には「シロン」をベースに作られていますが、ユニークなエクステリアスタイリングと、約9000万ドル(約10億円)の価格を特徴としています。世界限定わずか10台というレアさからも、地球上で最も高級でエキサイティングな乗り物と言われています。

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ブガッティ チェントディエチ 市販型プラットフォーム

経験豊富なプロドライバーでさえ恐怖を感じるニュルブルクリンク北コースをフルペースで走るには、相当な体力や気力を必要としますが、今回はその北コースを1000回以上走ったというニュルの伝説を作った男、ドライバーのMisha Charoudin氏が走行しているといいます。

パワートレインは、「シロン」より99ps強力な最高出力1600psを発揮する8.0リットルW型16気筒+4ターボエンジンで、全輪駆動システムを採用、動力は7速デュアルクラッチトランスミッションを介して送られます。

軽量ワイパーやカーボンファイバースタビライザー、スペシャル加工のサイドミラーのおかげでシロンより20kg軽量化され、0-100km/h加速を2.4秒、リミッター作動による最高速度は236マイル(380km/h)に達します。

チェントディエチ市販型は、2022年初頭からデリバリーが開始される予定となっています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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