■2.4リットル水平対向4気筒エンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドか?
トヨタは4月、スバル「BRZ」とともに「86」新型の日本仕様を初公開しましたが、レクサス版「86」を計画しているという噂を入手しました。
初代86(ハチロク)は、「AE86」型カローラレビン・スプリンタートレノ(通称ハチロク)を起源とし、そのスピリットを継承しながら2012年に発売。トヨタとしては、1965年に発売された「スポーツ800」以来となる水平対向エンジンを搭載しました。
2代目となる「GR 86」は、2021年秋にも日本市場で発売が予定されていますが、コンパクトスポーツに、レクサスの上質の要素を取り入れたレクサス版86が計画されている可能性があるといいます。
入手した情報からのエクステリアは、サイドキャラクターラインに流美な造形をプラス、アンダーにはリアタイヤへ空気を送る迫力あるデュフューザーをデザインしました。タイヤハウスの張り出しはスポーツカーらしい大胆なものになり、フロントは大迫力の二段構えの大型デュフューザーを装備します。ヘッドライトは3連プロジェクタープラスLEDポジションランプを内蔵し、内側に絞ったデザインでスポーツカーらしい顔つきになることが予想されます。
現在レクサス2ドアクーペには、長男「LC」、次男「RC」の2台がラインアップされていますが、その下に位置するモデルとなります。全長はLCが4,770mm、RCが4,700mmに対してGR 86は4,265mmとコンパクトですが、レクサス版では4,500mm程度までストレッチされる可能性もありそうで、発売されれば2ドアスポーツクーペ3兄弟が完成することになります。
パワートレインは2.4リットル水平対向4気筒エンジン+電気モーターのプラグインハイブリッド、またはマイルドハイブリッドが予想されます。キャビン内では、「NX」新型にも採用された新世代マルチメディアシステムを搭載、タッチディスプレイを配置し、スマートフォンの機能を反映します。またハイクオリティなトリムなどを採用、レクサスらしい高級感溢れるあしらいが期待できるでしょう。
尚、市販型の車名は、同ブランドのエントリークロスオーバーSUV「UX」から、都会を意味する「U」(アーバン)を流用、「UC」などが考えられそうですね。