後付けの急発進抑制装置を2021年8月上旬までに購入すれば、2万円のサポカー補助金が得られる!?

■データシステムの「アクセル見守り隊」「ペダルの見張り番Ⅱ(オートバックス専売モデル)」も補助金の対象

次世代自動車振興センター(NEV)が「サポカー補助金」の申請受付終了見込み時期を公表しました。

サポカー補助金には、自家用向けとして、新車・中古車・後付けの急発進抑制装置の3つが交付申請の対象になっています。

現在のサポカー補助金は、2020年(令和2年)3月に開始されていて、新車と中古車の交付申請は9月24日必着、後付けの急発進抑制装置は8月31日と迫ってきています。なお、いずれも申請受理終了見込みです。

データシステム
データシステムの後付け急発進抑制装置の「アクセル見守り隊」「ペダルの見張り番Ⅱ(オートバックス専売モデル)」

「TV-KIT」などで知られるデータシステムが製造、販売する後付け急発進抑制装置の「アクセル見守り隊」「ペダルの見張り番Ⅱ(オートバックス専売モデル)」の装着時に、サポカー補助金として2万円までの補助が受けられるようになっています。

補助金残額から算出された後付け装置の申請受付終了見込み時期は、先述したように今年の8月31日必着分までになっています。

注意が必要なのは、申請する時間がかかることです。後付け装置の場合は、取り付け店舗から取扱事業者を経て、次世代自動車振興センター(NEV)に申請される流れになっていて、製品の取り付けから申請までのタイムラグが発生するわけです。

そのため、我々エンドユーザーが後付け装置の補助金を受けられるのは、現時点ではおおよそ8月上旬くらいまでになるそうです。

また、申請受付終了見込みは「見込み」というだけあって今後の申請状況に応じて前後する場合があります。さらに、サポカー補助金は、交付申請額が予算額に達した前日をもって申請受付が終了します。

既述の申請受付終了見込みは、あくまでも現時点での見込みであり、当該日付の申請に対する補助金の交付が確約されるものではありませんので、既存車などに後付けの急発進抑制装置の導入を考えているようでしたら、急いだ方がよさそうです。

塚田勝弘

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる