フェラーリ488ベースの新型ミッドシップ、「アレーゼRH95」世界初公開!

■老舗コーチビルダー「カロッツェリア・ツーリング・スーペルレッジェーラ」が制作

イタリアの老舗コーチビルダー「カロッツェリア・ツーリング・スーペルレッジェーラ」は、創設95周年を記念して、新型スーパーカー「アレーゼRH95」を世界初公開しました。

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カロッツェリア・ツーリング・スーペルレッジェーラ「アレーゼRH95」

ツーリング・スーペルレッジェーラ社は、1926年にフェリーチェ・ビアンキ・アンデルローニ氏とその友人ガエターノ・ボンゾーニ氏によって設立。

2012年ジュネーブモーターショーで「ディスコヴォランテ」を発表、その後2020年には、コンクールデレガンス「サロン・プリヴェ」において、スポーツカーの「アエロ3」を初公開、「これはツーリングの哲学をミッドエンジンのジャンルに引き継ぐのにまさにふさわしい例です」と述べていました。

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カロッツェリア・ツーリング・スーペルレッジェーラ「アレーゼRH95」

アレーゼRH95は、フェラーリ「488ピスタ」をベースに「ディスコボランテ クーペ」や「スパイダー」「エアロ3」など近年のモデルと多くのデザイン要素を共有し、エレガントな流れとバランスを持ったデザインが特徴です。

市販型ではシザーヒンジドアを採用、キャビンへの乗り入れを容易にし、全体的な視界を良好に、大きなルーフカットアウトを提供してくれます。また人間工学に基づいたインテリアは日常の使用に適していると説明しています。

ボディは最高のパフォーマンスを実現するためにカーボンファイバー製とし、可能な限り軽量化されているとともに、最高の重量剛性比を約束。生産が計画されている限定18台は、デリバリー前に徹底的にクオリティーチェックがなされ、品質が保証されます。

パワートレインは、3,000rpmで最高出力720ps・最大トルク770Nmを発揮するフェラーリ製4.2リットルV型8気筒エンジンを搭載、数値は488ピスタをわずかに上回っています。

今後は、世界的イベント「クエイル」「サロン・プリヴェ」「ザ・ブリッジ」などで順次展示される予定となっています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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