■モッカに影響を受ける「Vizor」フロントデザインの採用
2021年後半にも日本市場に再参入が確定しているオペルですが、CセグメントクロスオーバーSUV「グランドランドX」改良型プロトタイプをカメラが初めて鮮明に捉えました。
オペルは現在、「Stellantis」ブランドの一部であるPSAグループの新技術を順次適応させており、すでに「モッカ」でデビューしています。
今後はオペルで最もパワフルなSUV「グランドランドX」にも投入される予定で、モッカに影響を受ける「Vizor」フロントデザインの採用が有力とみられます。
捉えたプロトタイプは、フロントエンドとリヤバンパーをカモフラージュしていますが、L字型LEDデイタイムランニングライトを備える新ヘッドライトがはっきりと見えるほか、クラスターの間に新設計されたラジエターグリルが確認できます。
また、パンパーが異なって見えるほか、下部グリルはわずかに形状が変更、フロントレーダーを備えた新しいデザインパターンとなっています。
興味深いのは、プロトタイプのプラスチック製ホイールアーチさえもカモフラージュされている点です。おそらく微調整され、いくつかのトリムレベルでボディとマッチしたカラーが予想されます。
パワートレインは、最高出力224hp、および300hpを発揮する2つのプラグインハイブリッド、最高出力130hpを発揮する1.5リットルターボチャージャー付きディーゼルエンジン、最高出力130hpと180hpを発揮するガソリンユニットなどがキャリオーバーされる見込みです。
尚、改良型ではクロスランド同様に「X」の表記を排除し、「グランドランド」として発売されることが濃厚となっています。
オペルは日本市場復活が決定、第一弾としてグランドランドXの投入も確定しており、この改良型の導入も間違いありません。
(APOLLO)