■レクサスの電動化を上海モーターショーで発信
2021年4月12日、レクサスは「2021年上海モーターショー」に、先日披露されたばかりの「LF-Z Electrifiedコンセプト」を展示し、新型ESをワールドプレミアするとアナウンスしました。
レクサスESの新型は、公開された動画とモデルライフから考えると、フルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジのようです。同ショーに先駆けてESのヘッドライトまわりの写真も公開されています。
さらに、現地時間の4月19日(月)に実施される予定のプレスカンファレンスでは、Lexus International President/Chief Branding Officerの佐藤恒治氏がオンラインで参加し、レクサスの電動化に向けたメッセージと新型ESを発表する予定です。
次世代のレクサスEVコンセプトカーである「LF-Z Electrified」は、「スピンドルボディ」などの新時代を告げるエクステリアデザインをまとっています。
また、以前お伝えしたように、バッテリーやモーターの最適配置による慣性諸元の向上や四輪駆動力制御技術である「DIRECT4」が搭載されています。
インテリアは、EVらしい走りを提供するため、レクサスの創業当初から根幹としてきた「人間中心」の思想をより高次元で具現化するために設計したという「Tazuna Cockpit」と、開放感のあるクリーンなキャビンを実現しているそう。
レクサスESの詳細は、4月19日に明らかにされます。デジタルアウターミラーなどを採用する先進的なセダンがマイナーチェンジでどうアップデートされるのか、気になるところです。
(塚田 勝弘)