レクサスがコンセプトEV「LF-Z」を公開! クーペルックに大型シャークフィンを装備

■ブランドの次世代モデルを象徴するコンセプトカーが登場

レクサス「LF-Z」のエクステリア

レクサス・インターナショナルの佐藤恒治プレジデントが先頃、昨年の全世界における同ブランドの販売実績を発表した際、「本年、我々LEXUSは、多様化するお客様のライフスタイルをより豊かにすることを目指し、新たな一歩を踏み出します」と説明。

レクサス「LF-Z」のリヤビュー

加えて「春頃に次世代LEXUSの幕開けとして、我々が目指す将来像を示したブランドビジョンをコンセプトカーとともに発表致します」としており、その第1弾モデルの年内発売を皮切りに、翌年以降も続々と新型車を導入すると予告していました。

ちなみに、レクサスによる昨年1~12月の主要地域別の販売実績は以下となっています。

・北米:約29.7万台(前年比 91%)
・中国:約22.5万台(前年比111%)
・欧州:約7.1万台(前年比81%)
・日本:約4.9万台(前年比79%)
・中近東:約2.7万台(前年比82%)
・東アジア:約3.2万台(前年比92%)

●3月30日(火)午後7:00にNewモデルを公開!

そうした中、レクサスはその予告どおり、2021年3月30日(火)午後7:00から、ブランド変革に向けた取り組みについて、次世代LEXUSを象徴するコンセプトカー「LF-Z」とともにYouTubeで公開しました。

レクサス「LF-Z」のエクステリア

今回、公開されたコンセプトカーはCGとデザインモックによるものでしたが、クーペタイプのクロスオーバーモデルで、ルーフ後部中央に空力用とみられる大き目のシャークフィンが設けられていることがわかります。

車両前端部が切り立った造形になっており、シャープな印象を受けるとともにルーフはダブル・バブルタイプを採用。横長テールランプの採用や、車両後端についても切り立った造形になっていることがわかります。

また、同モデルは世界的に環境規制が厳しくなっていることから、ピュアEV仕様であることが判明。前後に電気モーターを配した新開発の電気駆動制御システム「Direct4」が採用されています。

尚、今回のデジタルプレスカンファレンスは以下サイトでも試聴できます。

https://lexus.jp/brand/vision/

Avanti Yasunori

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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