■ルノー「アルカナ」と「カジャー」をベースか
三菱自動車は仏・ルノーからOEM供給を受け、2つの姉妹モデルを販売する計画を発表しましたが、その2台のデザインを大予想しました。
この2台に関して詳細は明らかにされていませんが、ルノーのプラットフォームと技術を共有、「三菱ブランドのDNAを反映した差別化」を特徴とするようです。
予想CGを提供してくれたのは「KDesign AG」社です。
有力な1台と思われるルノー「アルカナ」をベースとしています。2018年に全車ハイブリッドモデルとして初公開されたアルカナの車名は「秘密」を起源とする「ARCANUM」から与えられています。
スポーティなクーペルーフ、高い位置に設定されたショルダーラインなどを特徴としていますが、これに三菱の最新「ダイナミックシールド」を採用、アウトランダー新型のスリムでシャープなヘッドライトを装備しています。
もう1台は2015年から販売されている、コンパクトクロスオーバーSUV「カジャー」をベースに製作されています。
カジャーは欧州Cセグメントに属し、「キャプチャー」と「コレオス」の間を埋めるモデルです。こちらもダイナミックシールドがはめ込まれ、三菱モデルとしてまったく違和感のないエクステリアです。
現時点で、どのモデルが三菱のニーズに適合されるかについて公式発表はなく、「メガーヌ」のプラットフォームに基づいて「ランサー」が復活する可能性があるという噂もあるようです。
しかし、コスト削減、利益向上を目的とするOEMであるため、やはりクロスオーバーSUVが有力であることは間違いないと思われます。
いずれにしても、今後数ヵ月以内ですべてが判明するはずです。
(APOLLO)