アウディの巨大SUV「Q9」市場投入へ。PHEVで600馬力以上か!?

■ベントレー「ベンテイガ」より大型の3列7人乗り・超豪華4人乗り設定

かねてから噂のあったアウディの新フラッグシップ・クロスオーバーSUV、「Q9」市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。

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アウディ Q9 開発車両

スウェーデンのVWグループテスト施設でキャッチしたプロトタイプは、とにかく大きいです。

開発初期段階のため、ヘッドライトにプレースホルダー(仮コンポーネント)を装着、縦スラットの入ったアウディらしい大型グリルが見てとれます。またリヤには市販型と思われるLEDテールライトを装着しているようです。

アウディ Q9 開発車両

よく見ると、ホイールアーチ、リヤフェンダー、サイドリヤウィンドウがVWの7シーターSUV「アトラス」と似ており、アウディパーツを備えたアトラスのテストミュールであることがわかります。

噂では、Q9はクーペSUVになると予想されていましたが、プロトタイプを見る限りオーソドックスなルーフラインが見てとれます。

最新情報では、メルセデス・ベンツ「GLS」、BMW「X7」よりラグジュアリーで、ベントレー「ベンテイガ」より大型の3列7人乗りクロスオーバーSUVになりますが、超豪華2列4人乗りも設定される可能性があるといいます。

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アウディ Q9 開発車両

予想されるパワートレインは、Q7の55TFSI、および60TFSI eの3.0リットルV型6気筒ガソリンユニット、あるいはより大きな4.0リットルV型8気筒ツインターボガソリンエンジン+電気モーターのPHEVなどで、後者では最高出力600ps以上、EV航続距離50km以上のパフォーマンスが期待できるといいます。

Q9市販型のワールドプレミアは早くとも2022年以降で、グローバルモデルとなるか、中国専売となるかは不明です。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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