■「TSI Active」が278万円、「TSI Style」が303万円
フォルクスワーゲンは、導入記念モデルに続き、コンパクトSUVの「T-Cross(Tクロス)」のカタログモデルを2021年3月2日に開始しました。2019年11月に発表(発売は2020年1月末)された「T-Cross TSI 1st」「T-Cross TSI 1st Plus」に続くカタログモデルの販売開始になります。
2020年1月末から発売されたこの導入記念特別仕様車は、2020年に販売台数8930台を記録したそうで、これは輸入車SUVとしてトップの販売台数になります(フォルクスワーゲン グループ ジャパン調べ)。T-Crossのボディサイズは全長4115×全幅1760×全高1580mmで、狭い街中でも扱いやすく、軽快なフットワークが魅力。
こうした日本の道路環境にマッチしたボディサイズによる取り回しの良さ、ラゲッジスペースの広さなどの実用性の高さなどが評価されているそうです。
搭載されるパワートレインは、116PS/200Nmの1.0L直列3気筒TSIエンジンで、トランスミッションは7速DSGが組み合わされています。また、プラットフォームは「MQB」が採用され、上級モデルに採用される先進安全装備や快適装備を用意。
ほかにも、デジタルメータークラスター「Digital Cockpit Pro」やスマートフォンワイヤレスチャージングがセットになった「テクノロジーパッケージ」やレーンキープアシストシステムの「Lane Assist」、駐車支援システムの「Park Assist」などの運転支援システムがセットとなった「セーフティーパッケージ」、純正インフォテイメントシステムの「Discover Media」など、多彩なオプションが設定され、多様なニーズに応えています。
カタログモデルのグレードと価格は、205/60R16タイヤを履く「TSI Active」が278万円、205/55R17(デザインパッケージを選択すると215/45R18)を履く「TSI Style」が303万円。なお、デザインパッケージ(TSI Style)の価格は、12万1000円。「有償オプションカラー(マケナターコイズメタリック)」は、3万3000円となっています。
(塚田 勝弘)