■BMW元祖FF、次期型は「UKL」プラットフォームの最新バージョンを採用で車内充実
BMWのコンパクトミニバン「2シリーズ アクティブツアラー」次期型の最新プロトタイプを、鮮明にカメラが捉えました。
初代2シリーズ AT(アクティブツアラー)は、BMWブランド初の「FF」モデルとして2014年に登場した5ドアミニバン。FFの特性を生かした広い居住空間が特徴です。発売から6年が経過、いよいよ第2世代へバトンタッチされます。
鮮明に捉えた最新プロトタイプは、デュアルプロジェクターレンズセットアップと、新設計されたスタイリッシュなLEDデイタイムランニングライトを備えるなど、すべて生産コンポーネントを装着しているほか、サイドミラーがAピラーからドアへ移動されています。
グリルは「M3」や「M4」のような特大グリルではありませんが、ワイドなデザインが採用されている模様です。リアエンドはダミーカバーで覆われていますが、その奥にはやはり生産型L字テールライトが装着されています。
次期型では「UKL」プラットフォームの最新バージョンを採用、ホイールベースが若干延長され、居住空間がさらに向上すると思われます。これは3列7人乗りの「2シリーズ グランツアラー」が廃止されることに対応するためのようです。またガソリン、ディーゼル、およびプラグインハイブリッドに対応し、クロスオーバールックになるとも噂されています。
室内では「iX」でも見られたスイッチ形状のギアシフター、最新のインフォテイメントシステム、湾曲したダッシュボードを搭載。ヒーター/エアコンなどはディスプレイでの操作によって制御されます。
パワートレインは最高出力140psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、最高出力150psおよび190psを発揮する2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンのほか、最高出力302psを発揮する「M235i xDrive」をラインアップ、ゲトラグ製8速DCTトランスミッションと組み合わされます。
一方で、最高出力116psを発揮する1.5リットル直列3気筒ディーゼルエンジン搭載の「216d」は廃止される可能性があるといいます。
2シリーズ アクティブツアラー次期型のデビューは、2021年前半、オンラインワールドプレミアが濃厚です。
(APOLLO)