■GORDON GL1800トライク TypeL【GORDON】
皆さんはトライクという乗り物を知っていますか? ひと言でいえば3輪オートバイなのですが、道交法的には普通自動車です。そのため普通自動車免許乗車可能ですし、高速道路も走行OK、ヘルメットの装着義務もありません(※装着を推奨しますが)。路上で出会うと強烈な存在感があり、近年購入者が急速に増えているとか。
そのトライク界を代表するブランドの一つがGORDON (ゴードン)です。今回は同社の最高峰モデル、3人乗りのGL1800トライクTypeLを披露してもらいました。
ベースとなったバイクは、車名からも分かる通りホンダのゴールドウィング。1.8Lの水平対向6気筒エンジン(最高出力126ps)を積む大型クルーザーです。
とはいえタンク以降は完全にカスタム化されており、強烈なオーラを放ちます。
またがってみると運転者が車体中央に座るので、クルマ以上に「自分が車体を操っている感」が強いのですが、自分の背後にあと2人も乗せられると思うと感動します。
正確な全幅は分かりませんでしたが、見たところ1.8m前後はありそう。完全な3ナンバーサイズです。
その全幅が活かされているのがトランク。開閉が電動という点もすごいのですが、なんとゴルフバッグが入る容量を備えているとのこと。キャンプにだって出かけられるのではないかと思える広さです。ちなみに3列目シートバックの後ろにも小ぶりな収納スペースがありました。
GORDONトライクの魅力は、いくつかのベースモデルをもとに、塗装色やシートカラー、ホイールなどが自由にチョイスできること。実際に購入されているお客様も、ワンオフモデルの感覚で自分だけの1台をオーダーされているとか。
ただし、たっぷりわがままが利くだけにプライスもゴージャス。今回持ち込まれたデモカーのお値段は1,500万円だそうです!
クルマより目立って、刺激的な乗り物が欲しいとお考えの方には、ピッタリの乗り物だと思いました。
●GORDON/GORDON GL1800トライク TypeL/ベース車両メーカー(ホンダGOLD WING)/装着パーツなど:GORDONオリジナルデザイン、FRPフルカバーボディーTypeL
(文:角田 伸幸/写真:金子 信敏・角田 伸幸)
【関連リンク】
GORDON
https://gordon.co.jp/