スーパーカー並みの存在感。GORDONが提案するトライクの魅力【東京オートサロン2021】

■GORDON GL1800トライク TypeL【GORDON】

皆さんはトライクという乗り物を知っていますか? ひと言でいえば3輪オートバイなのですが、道交法的には普通自動車です。そのため普通自動車免許乗車可能ですし、高速道路も走行OK、ヘルメットの装着義務もありません(※装着を推奨しますが)。路上で出会うと強烈な存在感があり、近年購入者が急速に増えているとか。

GORDON TRIKE
GORDON GL1800トライク TypeL
GORDON TRIKE
GORDON GL1800トライク TypeL

そのトライク界を代表するブランドの一つがGORDON (ゴードン)です。今回は同社の最高峰モデル、3人乗りのGL1800トライクTypeLを披露してもらいました。

GORDON TRIKE
インパネ周りは大型バイクのそれですが。
GORDON GL1800トライク TypeL
シートには縦列で3人が座れます。
GORDON TRIKE
ゴルフバッグが横に1個入るトランクを装備。

ベースとなったバイクは、車名からも分かる通りホンダのゴールドウィング。1.8Lの水平対向6気筒エンジン(最高出力126ps)を積む大型クルーザーです。

とはいえタンク以降は完全にカスタム化されており、強烈なオーラを放ちます。

またがってみると運転者が車体中央に座るので、クルマ以上に「自分が車体を操っている感」が強いのですが、自分の背後にあと2人も乗せられると思うと感動します。

正確な全幅は分かりませんでしたが、見たところ1.8m前後はありそう。完全な3ナンバーサイズです。

GORDON TRIKE
リアタイヤは245/40R20 。ホイールは好みのものが選べます。

その全幅が活かされているのがトランク。開閉が電動という点もすごいのですが、なんとゴルフバッグが入る容量を備えているとのこと。キャンプにだって出かけられるのではないかと思える広さです。ちなみに3列目シートバックの後ろにも小ぶりな収納スペースがありました。

GORDON TRIKE
強烈な存在に魅了された人はぜひ!

GORDONトライクの魅力は、いくつかのベースモデルをもとに、塗装色やシートカラー、ホイールなどが自由にチョイスできること。実際に購入されているお客様も、ワンオフモデルの感覚で自分だけの1台をオーダーされているとか。

ただし、たっぷりわがままが利くだけにプライスもゴージャス。今回持ち込まれたデモカーのお値段は1,500万円だそうです!

クルマより目立って、刺激的な乗り物が欲しいとお考えの方には、ピッタリの乗り物だと思いました。

●GORDON/GORDON GL1800トライク TypeL/ベース車両メーカー(ホンダGOLD WING)/装着パーツなど:GORDONオリジナルデザイン、FRPフルカバーボディーTypeL

(文:角田 伸幸/写真:金子 信敏・角田 伸幸)

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https://gordon.co.jp/

この記事の著者

角田伸幸 近影

角田伸幸

1963年、群馬県のプロレタリアートの家庭に生まれる(笑)。富士重工の新米工員だった父親がスバル360の開発に立ち会っためぐり合わせか、その息子も昭和期によくいた「走っている車の名前が全部言える子供」として育つ。
上京して社会人になるも車以上に情熱を注げる対象が見つけられず、自動車メディアを転々。「ベストカー」「XaCAR」で副編集長を務めたのち、ポリフォニー・デジタルにてPlayStation用ソフトウェア「グランツーリスモ」シリーズのテキストライティングに携わる。すでに老境に至るも新しモノ好きで、CASEやパワートレインの行方に興味津々。日本ディープラーニング協会ジェネラリスト検定取得。大好物は豚ホルモン(ガツとカシラ)。
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