人気のeパワーSUV・日産キックスにオーテック仕様が登場!【日産キックスAUTECH紹介】

■上質なエクステリア&インテリアのオートサロン出品予定車

2020年6月にノート、セレナについで3番目のeパワーモデルということで注目を得ているのが日産のキックス。人気カテゴリーであるコンパクトSUVにeパワーモデル追加ということで、その注目度は非常に高くなっています。

キックスオーテックグリル
グリルフィニッシャーはダークブラック。左側にはAUTECHのバッチが配される

そんなキックスに待望のオーテック仕様が導入されました。じつはこのオーテック仕様は、2021年のオートサロンに出品予定となっていたモデルです。例年、オートサロンではオーテック仕様の人気が高く、多くの観客の注目を集めます。今回は展示車という形だったので、試乗は行えていませんが詳細をお届けします。

キックスオーテックシグネチャー
シグネチャーLEDは専用タイプ。標準とことなり横長の形状でブルーLEDとなる

エクステリアではフォグランプフィニッシャー、フロントプロテクター、サイドシルフィニッシャー、リヤプロテクター、専用サイドターンランプ付き電動格納式リモコンカラードミラーにメタル調フィニッシュタイプを採用。

グリルフィニッシャーはダーククロームタイプとなります。ブルーに輝く専用シグネチャーLEDを装着。さらにホイールは17インチの専用タイプとすることで、標準車のキックスが持つ力強いエクステリアはそのままに、上質さをグッと向上しています。

キックスオーテックフロントプロテクター
フロントプロテクターはメタル調
キックスオーテックホイール
Y字11本スポークデザインを採用するホイール
キックスオーテック シート
ブルー&ブラック地にブルーステッチが施されるシート

インテリアではブルー/ブラックコンビのレザレットシートにはブルーステッチの「AUTECH」刺繍が施されるほか、ドアトリムにもブルーのレザレットが用いられます。

インスツルメントパネルパッド、センターコンソールパッド、センターコンソールサイドパッドの各パッドにはブルーステッチを採用。ブラック/ブルー&ブルーステッチの専用革巻きステアリングも採用されました。センターコンソールには「AUTECH」のエンブレムを装着。基準車ではオプションとなるインテリジェント アラウンドビューモニター(移動物検知機能付)とインテリジェント ルームミラーも標準で装備となります。

基本内装色はブラックなのですが、各所にオーテックブランドのイメージカラーであるブルーが採用されていることで、スポーティで上質な雰囲気が醸し出されています。

キックスオーテックリヤスタイル
キックスオーテックのリヤスタイル

ボディカラーはオーテック仕様専用色のダークブルー・パールメタリック/ピュアブラック・パールメタリック2トーン、ブリリアント・ホワイトパール(3コートパールメタリック)/ピュアブラック・パールメタリック2トーン、ピュアブラック・パールメタリック、ブリリアント・ホワイトパール(3コートパールメタリック)の4色が用意されます。

キックスはもともとがインテリアにツートンカラーを採用したモデルと、標準タイプの2種類しか存在しません。オーテック仕様の場合はインテリアもオーテックオリジナルのものとなりますので、キックスAUTECHはモノグレードとなります。

なお発売は発表から少し遅れて2021年3月3日から。価格は311万4100円(消費税込み)となります。

キックスオーテックフロントスタイル
キックスオーテックのフロントスタイル

(文・諸星陽一/写真・井上 誠)

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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