東京・小平でブリヂストンが新展示施設「Bridgestone Innovation Gallery」がオープン

■将来はテストコースも併設予定

1931年に福岡県久留米市にて創業したブリヂストンは、1960年、東京都北多摩郡小平町(現・東京都小平市)に東京工場を開設しました。その東京工場の一角、西武拝島線小川駅の至近に新しい展示施設「Bridgestone Innovation Gallery」をオープンしました。

BSイノベギャラリー看板
リニューアルされた展示施設のブリヂストンイノベーションギャラリー
BSイノベギャラリー 世界最大タイヤ
ブリヂストン東京工場のシンボルともいえる、世界最大のタイヤ

従来の展示施設である「Bridgestone TODAY」をリニューアルしたものですが、今回のリニューアルは単に展示施設のみを改装するわけではなく、東京工場全体の開発・生産拠点再構築の一環として行われているもので、「Bridgestone Innovation Gallery」はその第一弾。

将来的には小平地区が再構築され「Bridgestone Innovation Park」という総合的な施設になる予定で、施設内にはテストコースも併設予定となっています。

BSイノベギャラリー 展示 インディカー
佐藤琢磨が2017年にドライブしたインディカーのレプリカを展示

「Bridgestone Innovation Gallery」は従来の「Bridgestone TODAY」の1.5倍の敷地面積を持ち、同社の創業から現在、未来に至るまでのさまざま展示が行われています。

モータースポーツファンとして見逃せない展示は、2017年に佐藤琢磨選手がインディ500で優勝した際のマシンのレプリカやその時に使用したタイヤや、F1用タイヤの開発に使用したテストマシンの展示でしょう。

BSイノベギャラリー 月面探査車用タイヤ
スチールウールのような素材で作られている月面探査車用のタイヤ
BSイノベギャラリー エアフリータイヤ
ゴムと樹脂を分子レベルで結びた「SUSYM」によって、タイヤとホイールを一体成形したコンセプトモデル

また、普段は見ることがない珍しいタイヤや、タイヤを開発するための工程、さまざまな技術展示なども興味深い部分。

さらには月面探査車用に開発中のタイヤなども展示されるなど、クルマに興味がある人なら一度は見ておきたい施設となっています。

BSイノベギャラリー 直接充電
EVへの道路インフラからの直接充電を可能にするスチールレスタイヤ

入場は無料で、予約なども不要ですが、公式Webサイトから事前に申し込んでおけばガイドツアーも受けられます。無料駐車場も48台 (乗用車42台、バス2台、障がい者用4台)完備されていますので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

(文/諸星陽一・写真/小林和久)

●Bridgestone Innovation Gallery
住所:東京都小平市小川東町3丁目1-1
電話:042-342-6363
休館日:日曜・祝日・年末年始
開館時間:10時~16時(最終入館15時30分まで)

http://www.bridgestone.co.jp/corporate/innovation_gallery/

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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