■パワートレインは未発表。2L直4・NAエンジンが有力
米国ホンダは、11月17日に「シビック」プロトタイプを発表したばかりですが、AWD(四輪駆動)モデルは設定されない可能性が高いことがわかりました。
シビックは1973年に米国市場に投入され、ベストセラーへと成長しましたた。プロトタイプながら今回発表された第11世代では、シャープなLEDデイタイムランニングライトを備えるスイープバックヘッドライト、水平基調のワイドグリルなどを装備、洗練されたボディシルエットが見てとれます。
シビック セダンは2021年春に米国市場で発売され、その後スポーティな「Si」、ハードコア「Type R」と続く予定です。
しかし残念はニュースが入ってきました。ライバルとなるスバル「インプレッサ」および「MAZDA 3」が前輪駆動とAWD四輪駆動を設定しているのに対し、シビックでは前輪駆動のみの設定となる可能性が高いといいます。
今後登場予定のホットハッチ「Type R」では、AWD四輪駆動の設定は不明ですが、ライバルとなるVW「ゴルフR」と対峙するためにも、ぜひ設定してほしいところでしょう。
新型のパワートレインは一切明かされていませんが、最高出力160ps・最大トルク187Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒自然吸気エンジン、最高出力176ps・最大トルク219Nmを発揮する1.5リットル直列4気筒ターボチャージャーエンジンなどが予想されるほか、電動化も期待されます。
プロトタイプのキャビン内ではフルデジタル・ドライバーズメータークラスタ、9インチのインフォテイメントシステム、セーフティギアなどが搭載されており、市販型でも多くを引き継ぐことになるはずです。
(APOLLO)