光岡ビュート/ビュートなでしこが、先進安全装置を装備してマイナーチェンジ

■光岡自動車を代表する光岡ブランドのコンパクトモデルが進化

光岡自動車が展開する光岡ブランド主力コンパクト4ドアセダンの「Viewt(ビュート)」および、ビュートのハッチバックモデル「Viewt(ビュート)なでしこ」がマイナーチェンジを受けて全国一斉発売となりました。

光岡ビュート2020年10月マイナーチェンジ
光岡のコンパクトモデル「ビュート」シリーズ

光岡ビュートは日産マーチをベースにクラシカルな内外装を施したコンパクトモデル。

1993年の登場以来、これまで27年に渡ってベースのマーチの変更に合わせ3代にわたって発売されている、光岡で最長の販売期間と最多生産台数を記録しているモデルです。当初はセダンモデルのみの展開でしたが、2015年にはエントリーモデルとして5ドアハッチバックモデルであるビュートなでしこが追加されています。

光岡ビュート2020年10月マイナーチェンジ
光岡「ビュート」。ベースモデルとなるマーチのモデル進化に合わせ3世代にモデルが変わっているものの、基本デザインは変わらない。

2012年に現行モデルに進化したビュート系ですが、2019年1月のカラー展開拡大のマイナーチェンジに続いて、今回の変更となります。

具体的には、ブレーキ操作が遅れたときに車輌や歩行者との衝突被害を軽減する「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、アクセルペダルとブレーキペダルの踏み間違いによる急発進を抑制して、衝突防止を支援する「踏み間違い衝突防止アシスト」、さらには「車線逸脱警報」や「ハイビームアシスト」などの先進安全装置が「ビュート」および「ビュートなでしこ」全車に標準装備となる変更を受けました。

光岡ビュート2020年10月マイナーチェンジ
光岡「ビュート」のハッチバックモデル「ビュートなでしこ」

これに合わせて、ビュートの5ドアハッチバックモデルである「ビュートなでしこ」はグレードを拡大し、ビュートと同じ4グレード展開となりました。この新しいビュートは2020 年 10 月 22 日(木)より全国一斉発売となりました。

光岡ビュート2020年10月マイナーチェンジ
ビュートインパネ。メーカーオプション「クラシックインパネ」はパネルカラー7色から選ぶことが可能。

価格は、ビュートが12ST(1200cc/CVT/FF)262万9000円から12LX(1200cc/CVT/FF)322万8500円。
ビュートなでしこが12ST(1200cc/CVT/FF)201万3000円から12LX(1200cc/CVT/FF)266万7500円となります(価格はいずれも税込)。

(青山 義明)

この記事の著者

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青山 義明

編集プロダクションを渡り歩くうちに、なんとなく身に着けたスキルで、4輪2輪関係なく写真を撮ったり原稿書いたり、たまに編集作業をしたりしてこの業界の片隅で生きてます。現在は愛知と神奈川の2拠点をベースに、ローカルレースや障がい者モータースポーツを中心に取材活動中。
日本モータースポーツ記者会所属。
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