新型ポルシェ911タルガGTS、ニュルブルクリンク高速テストでプレビュー!

■3L水平対向6気筒ツインターボを搭載し、470psを発揮

公式写真がリリース直前とみられるポルシェのオープンモデル「911タルガ4 GTS」市販型の最新プロトタイプがニュルブルクリンクで高速テストを行う様子をカメラが捉えました。

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ポルシェ 911 GTS タルガ 市販型プロトタイプ

新型タルガでは、「911タルガ4」、および「911タルガ4S」の2仕様のみ設定されると伝えられていましたが、トップモデルとなる「911タルガ4 GTS」の設定が確実となりました。

タルガとの違いは、フロントのエアインテーク、リアのエアアウトレットのデザインですが、センターに配置されるデュアルエキゾーストパイプは同じです。ルーフは自動開閉式で、タルガ伝統の極太「タルガ・ロールバー」の前部が、約19秒でオープンします。

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ポルシェ 911 GTS タルガ 市販型プロトタイプ

パワーユニットは、3.0リットル水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載。最高出力は「911タルガ4」が385psを発揮、0-100km/h加速4.2秒。「911タルガ4S」では最高出力450ps、0-100km/h加速3.6秒とこれまでより0.4秒短縮しています。

これに対し「911タルガ4 GTS」では、同エンジンを搭載しながらも最高出力は470ps以上とみられています。

トランスミッションは、すべて8速PDKを採用、四輪駆動システムPTMが標準装備されるほか、GTSでは、スポーツエキゾーストやスポーツクロノパッケージも標準で提供されるといいます。

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ポルシェ 911 GTS タルガ 市販型プロトタイプ

911タルガ4 GTS新型のワールドプレミアは、コロナウィルスの影響で延期が続いており、10月内にも発表されると予想されますが、2021年春と予想するメディアもあり断定はできない状況です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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