■2.0リットル直列4気筒TECターボチャージャー+電気モーターが有力も、ガソリンエンジンに固執
ホンダは現在、ハイスペック・5ドアハッチバック「シビック タイプR」次期型の開発に着手しているとみられますが、デザインに関する最新情報を入手、そのエクステリアを大予想しました。
初代シビック タイプRは1997年に誕生。2001年に第2世代、2007年に第3世代へとバトンタッチされ、3ナンバーサイズへと進化、2015年の第4世代ではニュルFF最速の称号も得ています。
そして2020年7月には、現行型となる第5世代「リミテッドエディション」が鈴鹿最速ラップを記録、走り屋のカリスマとして君臨しています。
次期型ではタイプRらしい派手なイメージは継承しつつ、Cピラーライン、ドアアンダーのプレスラインも刷新されます。リアコンビライトはフック型からシャープな直線型のデザインが予想されています。
スポイラーはより空力性能が向上するデザインへ、リアアンダー部分も新設計され、今までの重たいイメージから脱却して、より軽快なイメージへと進化が期待できそうです。
キャビン内では、最新のインフォテインメントシステムを搭載する大型ディスプレイを採用、フルデジタル・コックピットとなる可能性が高いです。
注目のパワートレインは、2.0リットル直列4気筒TECターボチャージャー+電気モーターを搭載、最高出力は350psから最大400psを発揮、「NSX」譲りのトルクベクタリングテクノロジーを流用するとも噂されています。
反面、欧州ホンダの副社長トム・ガードナー氏は、同氏が往来のガソリンエンジンに固執していることや、ボンネットの下にターボチャージャーエンジンがあることだけは強く示唆しており、予断を許さない状況です。
シビック タイプR次期型のデビューは2021年末、生産工場はイギリス・スウィンドン工場から日本国内へ移動すると思われます。
(APOLLO)