シュコダ初のEV・エンヤック、スポーツ版「GTクーペ」設定へ!

■コンセプトモデル「Vision iV」を反映、極端に寝かされたルーフライン

シュコダは初のフルEVクロスオーバーSUV『エンヤックiV』を発表したばかりですが、そのスポーツ派生モデルとなるクーペSUVバージョンをカメラが初めて捉えました。

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シュコダ エンヤックGT 開発車両

コンセプトモデル「Vision iV」を反映するとみられるこの市販型モデルは、フロントエンドをエンヤックiVと共有。

極端に寝かされたルーフラインを持ち、キックアップするベルトラインが見てとれ、VW「ID.4X」のデザインと似ていることがわかります。しかしデザイン重視により、ヘッドルームやラゲッジルームのスペースは実用性が失われる可能性もありそうです。

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シュコダ エンヤックGT 開発車両

キャビン内では、デジタルインストルメントクラスタ、フローティング・センターコンソール、および10インチまたは13インチのインフォテイメントシステムを備えるインテリアが予想されます。

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シュコダ エンヤックGT 開発車両

パワートレインは、55kWhリチウムイオンバッテリーを搭載、最高出力148ps・最大トルク220Nmを発揮するエントリーモデル、62kWhバッテリーを備え、最高出力179ps・最大トルク310Nmを発揮する上位モデルをラインアップするほか、82kWhのバッテリーバックを搭載、最高出力204ps・最大トルク310Nmを発揮するトップレンジ、最高出力265psを発揮する全輪駆動モデルなども期待できそうです。

市販型の車名は「エンヤック クーペGT」が有力候補の一つと言われ、2021年11月のデビューが予想されています。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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