パイオニアが緊急通報機能付き通信ドライブレコーダー「ドライブレコーダー+」を市販業界初として発表

また、AI分析によるパイオニア独自の先進の安全運転支援システム「Intelligent Pilot」も搭載されています。こちらは、ドライバーの事故リスクを事前に予測し、日常的に使用する道でも状況に応じた本当に危険な時だけ警告を行うため、ドライバーの警告慣れを防ぎ安全運転を支援。

パイオニア ドライブレコーダー
事故時や車両トラブルだけでなく、あおり運転を受けている際などに、ドライブレコーダーからHELPNETのオペレーションサービスへ通報できる

さらに、先進安全運転支援システムの「Intelligent Pilot」も搭載されています。

同社独自のデジタル地図データと長年収集されたプローブデータを活用し、事故多発地点、ヒヤリハットにつながる急減速多発地点などのプローブデータ、天候、運転傾向などから統合的に事故や危険を予測する機能。個々の車両が現在置かれている状況に合わせて注意喚起や警告をする先進的な運転支援システムです。

パイオニア ドライブレコーダー
「ドライブレコーダー+」の表示例

あおり運転に対しては、ドライブレコーダーとして初となる「あおりみなされ予防機能」が搭載されています。こちらは、ドライバーが意図せずにあおり運転の加害者になることを未然に防ぐ機能。余計なトラブルを招くのを防ぎます。また、衝撃検知機能や急加速、減速、急ハンドルといった危険挙動警告などのドライブサポート機能のほか、タッチパネルや大型スピーカー、 複数のマイクなど走行中の緊急通報でもクリアな会話が可能なインターフェースも採用されています。

パイオニア ドライブレコーダー
サブスクリプションサービス(先行発売はクラウドファンディングサービス)で提供される

今回の販売は、サブスクリプションサービスになり、ドライブレコーダー端末代と通信サービス利用料を含めてサブスクで提供。初期購入費用を抑えた月額料金になり、通信ドライブレコーダーの各機能、緊急通報時のオペレーターサービスなど「つながる」安心が提供されます。

価格は1カメラタイプの「TMX-DM04-CS」が1,980円/月、2カメラタイプの「TMX-DM04-CS-FRC」が2,480円/月。また、契約時に、別途事務手数料(2,000円)がかかります(価格は税別)。
発売予定は、2020年11月中旬で、パイオニアWebサイト内オンラインストア(11月中旬公開予定)での販売になります。さらに、新しいものや体験を応援購入できるクラウドファンディングサービス「Makuake」による先行販売も行われます。2020年9月30日(水)から10月30日(金)まで 特別価格で先行販売が行われます。なお、「Makuake」は1カメラタイプのみとなります。

1カメラタイプは税抜きで、年間2万3760円、2カメラタイプは年間2万9760円(別途、別途事務手数料が必要)と高級価格帯のドライブレコーダーが購入できる価格になりますが、上記のように万一の際の通報機能や見守り機能など、従来のドライブレコーダーにはない安心、安全が盛り込まれています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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