パイオニアが緊急通報機能付き通信ドライブレコーダー「ドライブレコーダー+」を市販業界初として発表

■事故やあおり運転を受けた際などに警察、消防、JAFなどに通報してくれる

パイオニア
パイオニアから市販業界初の緊急通報機能付き通信ドライブレコーダー「ドライブレコーダー+」が登場

2020年9月30日、パイオニアはオンラインで新製品発表会を行いました。アイテムは市販業界初となる緊急通報機能付き通信ドライブレコーダーの「ドライブレコーダー+」で、クラウドファンディングサービスおよびサブスクリプションサービスでの販売になります。

ちなみに今回パイオニアから発売されますが、「カロッツェリア」ブランドではありません。「パイオニア」ブランドとしての発売となります。

市販業界初となる緊急通報機能付き通信ドライブレコーダーは、あおり運転や重大事故などに対応するもので、近年の新型車などに採用されている「HELPNET(ヘルプネット)」に対応しているのが最大の特徴です。

パイオニア ドライブレコーダー
緊急通報機能付き通信ドライブレコーダー「ドライブレコーダー+」の2カメラタイプ

事故時や車両トラブルだけでなく、あおり運転を受けている際などに、ドライブレコーダーから手動でHELPNETのオペレーションサービスへ通報できます。ドライブレコーダーに求める性能として、同社が調べたところ、後方映像の録画を抑えて、こうした通報機能を求める声が一番多かったそうです。

オペレーターが状況に応じて警察、消防、JAFロードサービスに接続、緊急通報と同時に位置情報や車両情報などをオペレーターに自動送信するため、見知らぬ土地や事故時などに気が動転して説明が困難な状況でも確実な情報伝達(現在地や登録者の名前や車種)が可能になります。

また、強い衝撃を検知すると自動で緊急通報を行い、 オペレーターの問いかけに応答がない場合には、速やかに救援が要請されます。交通トラブルに対する不安やストレスを感じることなく、安心してクルマに乗れる環境を実現します。

パイオニア ドライブレコーダー
緊急通報機能付き通信ドライブレコーダー「ドライブレコーダー+」の1カメラタイプ

さらに、家族の見守り機能も用意されています。緊急通報と同時に、登録されたLINEやメールアドレスに自動で通知し、家族の緊急事態をリアルタイムに把握することが可能。トラブル発生時のみ通知されるので、プライバシーを守りながら家族を見守ることができます。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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