■スマホ連携と高音質、高画質を気軽に楽しめる「DDX5020S」
今までのカーナビを使っていた人も、若いユーザーの中にもスマホのナビアプリを利用している方は多いのではないでしょうか。一方で、クルマの中でいい音で音楽を楽しんだり、きれいな映像を視聴したりするニーズも根強くあります。
JVCケンウッドは、「ケンウッド」ブランドから音楽、映像の再生や地図アプリによるナビ機能の使用など、スマホ連携を可能にしたDVD/CD/USB/Bluetoothレシーバー「DDX5020S」を10月上旬より発売すると発表しました。
今回、新たに「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応するのをはじめ、スマホの音声認識機能を使った各種操作や、Android搭載スマートフォンと接続して「YouTube」などの動画コンテンツを「DDX5020S」のディスプレイで視聴できる「USBミラーリング」にも対応します。
また、Bluetoothユニットの搭載により、iPhoneやAndroid搭載スマートフォンなどに収録した、お気に入りの楽曲のワイヤレスリスニングが可能。
高音質コーデックAACにも対応し、高音質の音楽再生にも対応しています。「HFP Ver.1.6」によりBluetooth対応のスマホや携帯電話で、クリアな音質のハンズフリー通話が手軽に行えるのも特徴。
なお、Bluetooth対応スマートフォン、携帯電話を7台まで登録できますので、家族で愛車をシェアする場合でも容易にハンズフリーなどが使えます。
iPhoneでは音声コントロール機能「Siri(シリ)」で、走行中の通話、スケジュール管理やマップでの周辺スポットのチェックなどの操作をハンズフリーで行えます。
ディスプレイには、静電容量式のタッチパネルが採用され、フリックやドラッグなどスムーズな画面操作が可能です。さらに、鮮やかでメリハリのある映像を楽しめる高輝度ホワイトLEDバックライトにより、視認性に優れDVDなどの映像コンテンツを高画質で享受できます。
多彩なメディア対応も魅力です。CDやDVDビデオの再生はもちろん、CPRM方式で記録された地上波デジタル番組の録画DVDの再生に対応。USB入力ケーブルにより、iPhoneをはじめとするさまざまなデジタルメディアの接続が可能。
映像では、DVDビデオの再生に加えて、USBメモリなどに記録された動画ファイル(MPEG1、MPEG2、H.264/MPEG-4 AVC、MPEG-4、WMV、MKV)、音楽ファイル(MP3/WMA/AAC/WAV/FLAC)の再生にも対応しています。
音質面にも抜かりはありません。原音に忠実な音質で再生できる可逆圧縮方式の音声ファイルフォーマット「FLAC」に192kHz/24bitまで対応し、USBデバイスに収録された楽曲を高音質で再生できます。さらに、高音質な音楽再生を実現する「24bit DAC」も搭載されていて、高精度な信号変換をすることで、よりクリアなサウンド再生が可能になっています。
ほかにも、各種音質調整・高音質化技術が搭載され、ワイドFM(FM補完放送)に対応したFM/AMチューナーも搭載されてます。オプション対応では、ガイド線の表示、調整も可能なリヤビューカメラ「CMOS-230」「CMOS-230W」の接続に対応。また、映像出力端子の搭載により、9V型WVGAリヤモニター「LZ-900」(別売オプション)の接続にも対応しています。
スマホ連携を可能にしたDVD/CD/USB/Bluetoothレシーバー「DDX5020S」の価格は、オープン。市場想定価格は3万9800円前後(税別)となっています。
(塚田勝弘)