■低燃費と乗り心地の良さが特徴
トヨタがBセグメント級SUNに投入した新型ヤリスクロス。1.5L直列3気筒エンジンの純ガソリン車、ハイブリッド仕様を設定し、全長4180×全幅1765×全高1590mmというサイズは、マツダCX-3やホンダ・ヴェゼル、日産キックスなどと競合しそうです。
住友ゴム工業は、ヤリスクロスの新車装着用タイヤ(OEタイヤ)として、ダンロップ「エナセーブ EC300+」の納入を開始したと発表しました。
今回装着される「エナセーブ EC300+」は、同SUVが要求する燃費性能を満たすべく、これまで「エナセーブ」シリーズの開発で培われた低燃費技術が採用されています。
タイヤサイズは、205/65R16 95Hと215/50R18 92Vです。
「エナセーブ EC300+」は、ヤリス クロスだけではなく、多くの自動車メーカーのOEタイヤとして採用されていて、トヨタだとヤリス、アクア、C-HR、カローラ/カローラツーリング、カローラスポーツ、プリウスなどにも納入されています。
独自のトレッドコンパウンド技術を採用することで、乗り心地にも配慮されていて、新型ヤリス クロスが追求した都市型コンパクトSUVとしての性能実現にも貢献するとしています。
WLTCモード燃費で最高30.8km/L(ハイブリッド)に達するヤリス クロス。その低燃費性能の一役を同タイヤが担っています。
(塚田勝弘)