■SUV強化。日本で発売されればホンダ ヴェゼルと争うことに
オペルの欧州Bセグメント・クロスオーバーSUV、「クロスランドX」改良型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
クロスランドXは、同じくBセグメントのMPV「メリーバ」後継モデルとして2017年に発売されたばかりのニューモデルで、これが初の大幅改良となります。
捉えたプロトタイプは、密閉型グリル、フォグランプの位置が修正された新しいフロントバンパー、2つのワイドなエアインテークを装備、「バイザー」マスクへと進化します。バイザーとは、フロントエンドのデザインを一体化させ、シールドのイメージを持つことからつけられた名称で、同ブランドの新世代アイデンティティとなります。
またテールゲートとクォーターパネルにカモフラージュが見られるため、今後変更される可能性もあるほか、ヘッドライトやテールライトのグラフィックもリフレッシュされるかもしれません。
パワートレインは、1.2リットル直列3気筒ガソリン、およびガソリンターボエンジン、1.6リットル直列4気筒ディーゼルターボエンジンがキャリオーバーされると思われます。オールエレクトリックバリアントも期待したいところですが、現行型プラットフォーム「PF1」は電化をサポートしていないため物理的に不可能なのと、新世代「Mokka-e」がそのセグメントをカバーしているため、急務とはなっていません。
オペルは2021年に日本市場へ再参入を発表しており、「コルサ」「コンボライフ」「グランドX」の導入を決定しています。クロスランドXは現段階で不明ですが、人気のSUVラインアップ強化に導入も十分ありそうです。日本で発売されれば、ホンダ「ヴェゼル」あたりと激突することになります。
(APOLLO)