■フェラーリエンジンと決別、自社製3.0V6「Nettuno」を搭載
マセラティは、「レヴァンテ」「ギブリ」「クアトロポルテ」の3モデルに高性能「トロフェオ」を設定、8月10日にオンライデビューすることを発表するとともに、ティザーイメージを1点公開しました。
2018年に設定された「レヴァンテ トロフェオ」は、現在フェラーリ製3.8リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は590hp・最大トルク730Nm、0-100km/h加速3.9秒のパフォーマンスを発揮します。
改良型ではフェラーリと決別し、自社製4.0リットルV型8気筒エンジンの搭載が噂されています。プロトタイプのフロントガラスには、「MY21 4.0 V8 AWD 590HP」のステッカーが貼られており、可能性はありそうです。
ティザーイメージを明るくすると、レヴァンテ トロフェオには、ピアノブラックグリルとハニカムメッシュのスポーティなエアインテークを装備、他2台には、カーボンファイバーのアクセントや大径ホイールを確認、リアエンドには、クワッドエキゾーストシステムがインサートされているはずです。
今後ギブリとクアトロが同じエンジンを搭載するか不明ですが、フェラーリ製エンジンから離れることを示唆しており、将来はマセラティ製3.0リットルV型6気筒のデチューンバージョン、「Nettuno」(ネットゥーノ)を搭載することになります。
(APOLLO)