■ニュルブルクリンクのノルドシュライフェをラップしているほか、その開発の様子を紹介
BMWの主力モデル「3シリーズ」の頂点に君臨する「M3セダン」次期型プロトタイプがニュルで高速テストを開始、その姿が公式リークされました。
M3次期型は、現在ダンピングと電子アシスト設定の調整を行っている模様で、ティザームービーではニュルブルクリンクのノルドシュライフェをラップしているほか、その開発の様子を紹介しています。
公式リークされたプロトタイプはまだカモフラージュも多く、ディテールは見えてきません。しかし分割されたワイドなエアインテークを装備、キドニーグリルはクーペの4シリーズのように巨大化されていないことがわかります。
心臓部には、高性能クロスオーバーSUV「X3M」や「X4M」に搭載されている3.0リットル直列6気筒ツインターボ「S58」エンジンを流用、最高出力は最大510ps以上を発揮します。
ほかにも、最高出力454psを発揮するエントリーモデルや、480psを発揮するミドルグレードなどが予想され、エントリーモデル以外は8速ATと組み合わされる「M xDrive」四輪駆動が搭載されるはずです。
室内では、12.3インチデジタルインストルメントクラスタ、その横に8.8インチのインフォテイメントディスプレイを配置するほか、3本スポークのMステアリングホイールを装備します。
2つのディスプレイの上部ダッシュボード形状は、一直線に伸びてスポーティさを演出しており、キャビン内、エクステリアともに3シリーズとは大きく差別化されそうです。
M3次期型のワールドプレミアは、2020年内と予想されています。
(APOLLO)