■3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ「S58」エンジン搭載、510psへ
BMWは現在、主力モデル「3シリーズ」のハードコアモデル「M3」を開発していますが、その最強チューンとなる「M3 CS」の開発車両をカメラが捉えました。
捉えたプロトタイプは、アグレッシブなフロントスポイラー、CSスタイルのスプリット・トランクリッドスポイラー、ゴールドのブレーキキャリパー、大径ホイール、クワッドエキゾーストシステムなど、ベースとなる3シリーズと大きく異なるエクステリア持つとともに、標準「G80」M3を超えるアップグレードがなされます。
また、このプロトタイプには装着されていませんが、市販型では専用の排気システム、軽量化のためのカーボンファイバーフードとルーフ、アダプティブMサスペンション、微調整されたディファレンシャルなどを搭載するはずです。
キャビン内では「M340i」と似たデザインが見てとれますが、ヘッドレストが統合されたレザー/アルカンターラ仕上げのバケットシート、カーボンファイバートリム、専用のステアリングホイールを装着しているほか、ATシフトギアも確認できます。
パワートレインは、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボ「S58」エンジンで、最高出力510psと予想されます。M3 CSのワールドプレミアは、2021年内となりそうです。
(APOLLO)