■ラインアップは「4S」「ターボ」「ターボS」か?
ポルシェは3月にEVスポーツカー「タイカン」初の派生ワゴンモデルの正式名称を「タイカン クロスツーリスモ」と発表しましたが、その最新プロトタイプをカメラが捉えました。
スカンジナビアに出現したプロトタイプは、ヘッドライト、テールライトなどすべて最終的な形となっており、残すはテールライトの赤いテープとリアクォーターウィンドウのキックアップされたトリムだけのようです。
市販型では2018年に公開されたコンセプトカー『Mission E Cross Turismo』に近いエクステリアが予想されています。
セクシーなロングルーフを除けばほぼタイカンと共有、コックピットには音声コマンドを備える10.9インチのインフォテイメントシステム、助手席のディスプレイはオプションとなります。
ラインアップは「4S」「ターボ」「ターボS」が予想されており、時期をずらして登場すると思われます。最高出力は、4Sが571ps、ターボは680ps、ハイエンドのターボSでは761psのオーバーブーストを発生させます。また0-100km/h加速はそれぞれ4.0秒、3.2秒、2.8秒のパフォーマンスを持ちます。
電圧は通常のEVの400Vではなく800Vのシステム電圧を備えており、約5分で最大100kmの航続に必要な電力を充電できます。1回の充電での航続は、4Sが最大464km、ターボSが最大412km、ターボが450km(WLTPに準拠)となります。
コロナウィルスの影響でワールドプレミアは流動的ですが、年内にデジタルワールドプレミアなども予想されます。
(APOLLO)