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■注目は専用開発のタブレットと専用クレイドル
先進技術で市販カーナビをリードするパイオニア「カロッツェリア」から2020年夏モデルが発表されました。
新製品は、ディスプレイオーディオが2モデル、クレイドル型の2DINメインユニットと8インチタブレットが1モデル、そしてサブウーファーが3モデルとなります。
最も目を惹くのは、クレイドル型の2DINメインユニットと8インチタブレットでしょう。
スマホ用のクレイドルをリリースしてきたパイオニアは、車内でタブレットを使うニーズが高まっているとして、今回、クレイドルとなる2DINメインユニットとタブレットを組み合わせて使用するモデルをリリースしました。
クレイドル型の2DINメインユニット「FH-7600SC」は、Bluetooth、USBに対応し、FM/AMチューナー、DSP(デジタルプロセッサー)を搭載。併用するタブレットの「SDA-700TAB」を背面だけで固定できる構造になっているほか、-10℃~60℃での動作確認済みなので、使用環境の変動が大きい車内でも安心して使えます。
タブレットではナビアプリや音楽/映像アプリはもちろん、Bluetoothソースもラジオもアプリと同様に操作できます。また、ドライブ中でも取り外して助手席や後席で動画再生などが楽しめるほか、家など出発前でもドライブ中に立ち寄った先でも多様な検索が可能。見つけたスポットは目的地として設定できます。
また、リヤカメラ(別売)の接続を可能にし、タブレット画面に車両後方を映し出せるようにした点も、車載機器のプロフェッショナルらしいところでしょう。
クレイドルは高さと奥行きの調節が可能なため、幅広いセンタークラスターの形状に対応します。
2DINメインユニット「FH-7600SC」、8インチタブレットの「SDA-700TAB」の発売時期はともに7月で、それぞれ価格はオープン。