最新のディスプレイオーディオ、クレイドル&タブレット、サブウーファーを発売【カロッツェリア2020年夏モデル】

■YouTubeなどの無料動画配信サービスもブラウザ経由で対応

車内でスマホアプリを使う人が増えている中、高い操作性と視認性、安全性を兼ね備えているのがディスプレイオーディオです。
トヨタなどの自動車メーカーも、従来型のカーナビからディスプレイオーディオの標準化を推進していて、ニーズの高さがうかがえます。

カロッツェリア ディスプレイオーディオ
ディスプレイオーディオの9V型「DMH-SF700」

カロッツェリアの2020年夏モデルには、2機種のディスプレイオーディオが設定されています。
9V型の「DMH-SF700」はHDディスプレイ、Bluetooth、USB、チューナー、DSPを搭載。フローティング構造が採用されていて、1DINスペースに9インチモデルを設置できるのが特徴です。
いっぽうの6.8V型「DMH-SZ700」は、一般的なワイドVGAモニターを持ち、Bluetooth、USB、チューナー、DSPを搭載しているところは「DMH-SF700」と同じです。
発売予定は6月で、価格はオープンプライスとなっています。

カロッツェリア ディスプレイオーディオ
6.8V型の「DMH-SZ700」

両モデル共に「Apple CarPlay」「Android Auto」に対応、使い慣れたスマホアプリがディスプレイに表示され、スマホ同様に操作できるほか、YouTubeなどの無料動画配信サービスを専用アプリにブックマークすることで動画、楽曲再生が可能になります。しかも「カロッツェリア」らしく高音質で楽しめるのが魅力。ハイレゾ音源再生によるハイクオリティなサウンド、HDMI入力によるフルHD再生にも対応していて、充実の車内エンタメ環境を整えることができます。

また、Appleの「Siri」、「Google アシスタンス」の音声コントロールにも対応し、走行中でも画面を注視することなく目的地検索や楽曲再生、メッセージの送信などが安全に行うことができます。

国内向けの市販ディスプレイオーディオとして、「Amazon Alexa」が初搭載されたのは注目点です。
「アレクサ」と話しかければスポット検索をはじめ、音楽の再生、ラジオなども聴くことができます。音声操作が可能なスマート家電が「Alexa」対応であれば、車内から家のエアコンなどを操作することも。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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