■コンセプトモデルに酷似したデザイン。フェンダーには充電ポートを装備
日産が東京モーターショー2019で初公開した、新型EVクロスオーバーSUV「アリヤ コンセプト」の市販型と思われる特許画像を入手しました。
注目はコンセプトモデルに酷似したエクステリアデザインです。フロントエンドでは、薄いヘッドライトを装着、バンパーの三角形カットアウトの株に小さい長方形ライトのようなものが追加されているほか、牽引フックを隠すデザインとなっています。
サイドビューでは、フロントフェンダーに充電ポートを装備。なんらかの事情でサイドミラーが装備されていませんが、市販型では電子ミラーの可能性もあるかも知れません。ホイールは、コンセプトモデルに採用されていた21インチより小さいようです。またルーフマウントアンテナと、サイドパーキングセンサーも見てとれます。
リアエンドは、パーキングセンサーと牽引フック用のキャップに対応するべくデザイン変更されたバンパーを装備、リアウィンドウの黒い部分はワイパーが配置されるはずです。またテールライトは、LEDストリップタイプが継承されると予想しています。
コンセプトモデルのボディサイズは、全長181.1インチ(4,600mm)、全高64.1インチ(1,630mm)、全幅75.5インチ(1,920mm)でしたが、市販型も近いサイズが濃厚です。フル充電による航続は300マイル(483km)と予想されており、価格は40,000USドル(約483万円)からハイエンドモデルでは800万円程度の可能性もあるようです。
市販型ワールドプレミアは、2021年内に期待されています。
(APOLLO)