■0-100km/h加速2秒未満、最高速度は500km/h超えの可能性も
ギリシャのスタートアップ・カーメーカー「Automotive Spyros Panopoulos」が、超ド級ハイパーカーを開発していることがわかりました。
いくつかのティザーイメージが公開され、「Project Chaos」(プロジェクト カオス)という名も発表されました。
「Spyros Panopoulos」は創設者の名前から取られており、約1年前から新型モデルの開発がスタート、ティザーイメージからもすでにデザインは完成しているようです。
ボディにはカーボンファイバーとケブラーボディパネル、チタン製クワッドエキゾーストパイプを装備。またアグレッシブなリアディフューザー、3Dプリンターで生産される多数のLEDテールライトなどが見てとれます。
足回りは、やはり3Dプリンターで生産されるチタンホイールを装着。サイズはフロント9J×21インチ、リア13J×22インチとなっています。
またフロント428mm、リア416mmのセラミックブレーキを装備、3Dプリント生産されるマグネシウムキャリパー付きディスクが採用されています。
注目のパワートレインは、チタンカムシャフト、インコネルバルブ、3Dプリントされたピストンとロッドを備える4.0リットルV型10気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は2,000hpを発揮します。
さらに、セラミックピストン、カーボンファイバーロッド、その他のチューニングにより+1,000hp向上するといい、最大3,000hpのハイパワーとなります。
トランスミッションは8速DCTで全輪駆動システムと連動、仕様は発表されていませんが、0-100km/h加速2秒未満、最高速度は500km/hを超える可能性があるようです。
ワールドプレミアは、2021年3月のジュネモモーターショーと予想されますが、コロナウィルスの影響により変更される可能性があります。
(APOLLO)