赤いボディで再登場! フォードのコンパクトSUV・新型プーマのトップモデル「ST」をキャッチ

■『フィエスタST』と共有する1.5リットル直列3気筒エンジンを搭載、0-100km/h加速は7秒未満

フォードのコンパクトクロスオーバーSUV、新型「プーマ」の頂点に君臨する「プーマST」をカメラが捉えました。2月にスカンジナビアで撮影したプロトタイプは青でしたが、今度は赤です。

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フォード プーマ ST 市販型プロトタイプ

フルヌードで捉えた最新プロトタイプは、ベースモデルと比較してボディをローダウン、大きな開口部をフロントエンドに持つほか、スプリッターが見てとれます。

後部では、若干大きなルーフスポイラーやデュアルエキゾーストシステムも確認できます。また今後付けられるフェンダーエクステンションの取り付け位置も示されています。先日キャッチした青いプロトタイプとは、ホイールが異なっていることも気がつきます。

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フォード プーマ ST 市販型プロトタイプ

キャビン内はベースモデルのプーマ同様にインフォテイメントディスプレイがダッシュボードの中央に配置されています。しかしレカロスポーツシート、スポーツステアリングホイール、センターコンソールにはカーボンファイバートリムを装備するなど、よりスポーティな仕上がりとなっていることがわかります。

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フォード プーマ ST 市販型プロトタイプ

パワートレインは「フィエスタST」と共有する1.5リットル直列3気筒エンジンを搭載、最高出力は198ps・最大トルク290Nmを発揮し、6速MTと組み合わされます。フィエスタSTでは0-100km/h加速6.5秒で、プーマSTでは若干遅くなることが予想されますが、それでも7秒未満は確実と言えそうです。

プロトタイプの状態からもワールドプレミアは近いとみられ、今夏から今秋が有力です。

(APOLLO)

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APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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