■2020年内のデビューに向け、計測デバイスを装着してテスト中
GMブランドのシボレーは、昨年2ドアミッドシップスポーツ「コルベット・スティングレイ」の新型モデルを発表しましたが、そのプラグインハイブリッド版と思わしき謎のプロトタイプをカメラが捉えました。
なぜ謎かというと、シボレーはPHEV版の噂がでるとすぐにそれを否定していたからです。捉えたプロトタイプは、後部にエミッションテストデバイスが取り付けられています。カメラマンによると、排気フローアナライザーツールを介して排気をおこなうリグ付き排気システムだといいます。
またオレンジ色のケーブルがフロントエンドから付き出し、キルスイッチを装備、さらにリアクォーターパネルには別のキルスイッチが見てとれます。これは電気モーターへの電力を止めるためにあるといい、同時にC8 PHEVがAWDであることを意味しています。C8スティングレイが現時点で排気テストをしているとは考えづらく、PHEVモデルの可能性が高いです。
ミッドシップとなった新型コルベットのパワートレインは、新世代「LT2型」の直噴6.2リットルV型8気筒NAガソリンエンジンを搭載、最高出力は495hpを発揮し、8速DCTと組み合わされます。0-100km/h加速は3.0秒、0-400m加速11.2秒のパフォーマンスを持ち、ベースモデルでは史上最速です。
PHEVが設定されれば、燃費はもちろん、性能も向上すると期待されています。ワールドプレミアは最速で2020年内と予想されています。
(APOLLO)