■「ランボルギーニ」のタグ付きフェイスマスクは医療機関へ寄付
コロナウィルスのパンデミックに襲われているイタリアで、スーパーカーメーカーのランボルギーニがコロナ対策に立ち上がりました。
同社では現在「ランボルギーニ」のタグ付きフェイスマスクと保護用プレキシガラスシールドを、イタリアのサンタアガタ・ボロネーゼ本社工場で製造しています。
ただし利益目的ではなく、医療崩壊状態であるボローニャのサントルソラマルピギー病院に寄付するといいます。
ランボルギーニCEOのステファノ・ドメニカリ氏は「この緊急事態において、我々は具体的な貢献をする必要性を感じています」と述べ、「同病院は、労働者の健康を保護するプログラムの推進と研究プロジェクトの両方で専門的なコンサルタントを通じ、長年にわたり強力関係を築いてきた機関です。このパンデミックとの戦いの最前線にいる人日度をサポートすることで、この戦いに勝利します」と宣言しました。
ランボルギーニの製造ラインでは1日に1,000個のフェイスマスクと、200個の医療用シールドを製造する能力を持ち、マスクは同社のインテリアと特別なカスタマイズ製造を担当するスタッフにより作られ、シールドはカーボンファイバー製造工場とR&Dセンターの3Dプリンターを使用して作られるといいます。
このCOVID-19(コロナウィルス)の危機の中、連帯を示すためにサンタアガタ・ボロネーゼの本社ビルでは、毎晩イタリア国旗の色でライトアップしています。
(APOLLO)