●これはまれにみる接戦! どっちが健闘したと考えればいいんでしょうか?
さっさとゼロヨン勝負を見たいかたは2:35あたりからどうぞ。左がM135i、右がM140iです。また、自動翻訳の日本語も、なんとか意味がわかるレベルなので、設定してみるといいかもしれません。
BMWの1シリーズの2輪駆動モデルは新型からFFになってしまいましたが、このM140iは後輪駆動です。ウエット路面で、スタートからそんなに大きな差はつけられていないので、FRのBMWのトラクション性能おそるべしです。ドライ路面だったら、1/4マイル地点ではもっと差がつくことが予想できます。
1シリーズのモデルチェンジ前後のほぼ同じパワーのFFとFRのモデルでもゼロヨン勝負を見てみたいですね。
スタンディングスタートのゼロヨン勝負のあとには、ローリングスタートの加速勝負もありましたが、これはもう当然の結果でしょう。ちなみにブレーキテストのほうは車重が1450kgのM140iのほうが1520kgのM135iより短い距離で止まりましたね。
実際には複数回走行しているようです。おおむねM140iが勝ったようですが、ゼロスタートからの加速で、何度かM135iも勝ったようです。
もちろん、加速力と制動力だけがクルマの価値ではありません。燃費をはじめとする環境性能や安全性も重要です。そういった点で最新のM135iはかなり優れていると思われます。じっさいゼロヨン勝負でも前半はM135iがリードしていましたしね。
(まめ蔵)