スタイリッシュな最上級サルーンの「DS 9」がデビュー【新車】

■「DS」にふさわしい個性的なエクステリア、ラグジュアリーなインテリアを実現

2020年2月24日、DS Automobiles(DSオートモビル)は、グローバルで展開される大型サルーンの「DS 9」を発表しました。現在の新世代DSモデルは、SUVの「DS 7 CROSSBACK」とプレミアムコンパクトクロスオーバーの「DS 3 CROSSBACK」の2台。

DS9
新型サルーンとしてグローバルで展開される「DS9」

スタイリッシュな大型サルーンである「DS 9」は、全長4930mm・全幅1850mmで、690mmの大径ホイールを備えています。外観は3ボックススタイルではあるものの、急角度にカットされたリヤウインドウによるファストバックスタイルをもつ、スリークでなめらかなシルエットのデザインも目を惹きます。

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新型DS 9のリヤビュー

さらに、リヤウィングには、DSバッジとトランクが同じような流麗な曲線で結ばれています。ここに、彫刻的な彫りの入ったテールランプが埋め込まれ、鱗のような視覚効果と3D効果も演出することで、ドラマチックなコントラストが表現されています。このテールランプもまた左右方向にセイバー(サーベルの意味)と呼ばれる、クロームの装飾で強調されています。

こうしたデザイン要素は、かつて1930年代に栄華を誇ったフランスのコーチビルダーに捧げるオマージュだそう。ハイマウントストップランプはエレガントに極めて薄く造形され、リヤビューをよりワイドに強調することで、リヤウインドウに視覚的なアクセントとなっています。

加えて、DS ウイングと呼ばれる表現豊かなフロントフェイス、そして立体的でダイヤモンドような輝きを演出するグリルデザインなど、DSオートモビルのデザインコードが踏襲されています。ボンネット部分には、これまでのDSの各モデルのインテリアでも使われている「Clous de Paris(クル・ド・パリ)」文様のセイバー(サーベルの意味)と呼ばれるクロームの装飾が初めてエクステリア部分にもあしらわれています。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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