旧車の花形といえばやっぱりスカイライン!【昭和平成のクラシックカーフェスティバル・日産】

■ダットサン、セドリック、フェアレディZも見逃せない!

●昭和平成のクラシックカーフェスティバルinキャッセ羽生

日産は旧車イベントの花形だけあって、昭和平成のクラシックカーフェスティバルにおいても、実に多くの台数が展示されていました。

日産が戦後初めて生産した乗用車がダットサンです。こちらは1959年にマイナーチェンジを受けたダットサン1000の211型です。

昭和平成のクラシックカーフェスティバル
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ダットサンに続き、日産がオースチンのノックダウン生産を通じて得たノウハウをもとに開発したのが1960年発売の初代セドリックでした。こちらは1963年にマイナーチェンジして後期型になったモデルです。

昭和平成のクラシックカーフェスティバル
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初代セドリックには1962年にワゴンとバンが追加されています。こちらは非常に珍しい後期型のワゴンです。

昭和平成のクラシックカーフェスティバル
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1971年に発売された3代目セドリック・グロリアには、1972年から2ドアハードトップが存在しました。アメリカ車にも通じるデザインだからでしょう、ホイールやミラー、車高などをカスタムされています。

昭和平成のクラシックカーフェスティバル
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1979年に発売されたセドリック・グロリアは国産車で初めてターボを採用した記念すべきモデルでしたが、こちらの展示車は1983年に発売された7代目グロリアです。クルマの前に棚を置いて、オーナー自らカスタムしたミニカーを展示していました。
(3月25日訂正:初出時、写真の車両の紹介文に誤りがありました。お詫びして訂正します)

昭和平成のクラシックカーフェスティバル
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Zが付く前のフェアレディは最終モデルの2000が参加していました。古いクルマらしくスポークホイールが似合います。

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初代フェアレディZは1971年に輸出モデルと同じ排気量の240Zが追加されます。こちらは240Zにエアロダイナノーズとオーバーフェンダーを追加した240ZGです。

昭和平成のクラシックカーフェスティバル
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フェアレディ240ZGはマルーンがイメージカラーだったこともあり、現在でも人気のカラーリングです。

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初代フェアレディZには1974年からリヤシートを追加した4人乗りの2by2が追加されます。こちらはオーバーフェンダーなどでカスタムされています。

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1966年に発売された初代サニーは2ドアセダンでスタートし、翌年に4ドアセダンが追加されます。こちらはA型エンジンをチューニングしてソレックスキャブレターを装備していました。

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人気のスカイラインは、プリンスが開発した2代目のS50型が今回展示されたスカイラインのなかで最も古いモデルでした。こちらは標準車の1500です。

昭和平成のクラシックカーフェスティバル
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旧車イベントで高い人気を持つのが3代目の通称ハコスカです。こちらは1969年に追加された2リッター6気筒DOHCエンジンを装備するGT-Rです。

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スカイラインGT-Rはレースでの走行性能を引き上げるため1970年に2ドアハードトップを追加します。こちらはHT2000GT-Rです。

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1971年のマイナーチェンジでセダンとハードトップは共通イメージのフロントグリルを採用します。こちらはその2000GTです。

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1972年にモデルチェンジして4代目になったスカイライン、通称ケンメリです。こちらは1973年に台数限定で発売されたGT-Rです。

昭和平成のクラシックカーフェスティバル
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1981年に6代目に進化したスカイラインでは、DOHCエンジンが復活します。こちらはDOHCエンジンのRSで1983年からラインナップされたターボモデルです。

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1985年にモデルチェンジして7代目になったスカイラインです。こちらは4ドアセダンに2ドアのスポイラーや6代目純正ホイールなどでカスタムされてます。

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7代目スカイラインに1986年2ドアスポーツクーペが追加されます。こちらはオーテックバージョンをベースにカスタムしてます。

昭和平成のクラシックカーフェスティバル
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●昭和平成のクラシックカーフェスティバルinキャッセ羽生
・開催日:2020年3月7日
・開催場所:キャッセ羽生(埼玉県)
・主催:日本旧軽車会、オール日本ライフクラシックカー倶楽部

(文と写真:増田満)

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この記事の著者

増田満 近影

増田満

複数の自動車雑誌編集部を転々とした末、ノスタルジックヒーロー編集部で落ち着き旧車の世界にどっぷり浸かる。青春時代を過ごした1980年代への郷愁から80年代車専門誌も立ち上げ、ノスヒロは編集長まで務めたものの会社に馴染めず独立。
国産旧型車や古いバイクなどの情報を、雑誌やインターネットを通じて発信している。仕事だけでなく趣味でも古い車とバイクに触れる毎日で、車庫に籠り部品を磨いたり組み直していることに至福を感じている。
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