■ヘッドライトやテールライト、円形ツインエキゾーストパイプはすべて市販パーツ
BMWは、現在2ドアクーペ「4シリーズ」の次期型を開発中ですが、その派生オープンモデルとなる「4シリーズ カブリオレ」のプロトタイプをカメラバ捉えました。
キャリアカーで輸送中をキャッチした最新プロトタイプは、C型LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトや、テールライト、円形ツインエキゾーストシステムなど、市販型パーツが組み込まれているのが見てとれます。
キャビン内では、新デザインの3スポーク・ステアリングホイール、高精度ディスプレイ、その下にはワイドタイプの薄型レジスターを配置。そのほか、電子パーキングブレーキ・コントローラー、ルーフ開閉ボタンなども確認できます。
次期型最大の進化は、電動リトラクタブル・ハードトップだったルーフが、「Z4」同様のソフトトップへと変更される点です。またアーキテクチャには「3シリーズ」から流用される「CLAR」プラットフォームを採用、軽量化されラゲッジルームの改善、運転特性の向上が図られるはずです。
パワーユニットは、最高出力255ps、最大トルク400Nmを発揮する新開発の2.0リットル直列4気筒ターボを筆頭に、最高出力382ps・最大トルク500Nを発揮する3.0リットル直列6気筒ターボエンジン、遅れてプラグインハイブリッドが設定されます。また頂点には、3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力510ps・最大トルク598Nmとも噂される「M4」の登場も期待されています。
4シリーズ カブリオレの世界デビューは、2020年後半が有力です。
(APOLLO)